2015年4月号の電子版より「4月のアトピーケア」(2)

北です。

 

 

 

 

 

 

                         
今日は、昨日の続きです。
後半の「心身の対策」について見ていきましょう。
            
            
●4月のアトピーケアのポイント
(電子版あとぴナビ2014年4月号より)
         
■身体的な悪化要因と対策
          
・大気中の化学物質
転居などで特に新築の住居に引っ越した際、アトピー症状が悪化した経験を持つ方は多いと思いますが、これは室内の化学物質の影響によるものです。
春は、環境が変わることで(進学、就職、転居など)、従来とは異なる環境下における化学物質の影響を受けやすい時期でもあります。
特に気温の上昇が大きいと、壁紙、カーテン、家具、家電などから放出される化学物質の量も増えますから、これから初夏にかけては注意が必要でしょう。
基本的な対策は「換気」です。
しっかり部屋の空気を入れ替え、化学物質をとどめないように注意しましょう。
なお、空気清浄機などを使う方法もありますが、放電式、イオン式、スパーク式など、清浄する方法によっては、特定の化学物質を他の化学物質に変えただけ、ということもあります。また、数年前に消費者庁がイオン方式の掃除機について、「イオンがアレル物質を分解・除去する」と表示した広告が景品表示法違反に当たるとして措置命令を出しています。空気清浄機を選択する場合には、電気的な処理を行うタイプではなく、活性炭などで物理的に吸着するタイプを選ぶようにしましょう。
             
・冷え
気温が上昇してくると、急に衣類が薄くなることで、春は冷えを感じる方が多いようです。
冷えの状態とは、身体の中で血流が悪い状態を示しており、内分泌関係などにも影響を与えやすく、アレルギーが強い方の場合、しっかり対策を行うことが必要です。
対策の基本は、「血流を良くする」の一点です。
運動や入浴で、血流が良い状態を作り、そしてそれを維持できるようにしましょう。
          
            
■精神的な悪化要因と対策
4月から5月にかけて、春の季節は精神的な影響がみられることがあります。これは、生活の環境が変わりやすい時期であることも関係していると考えられていますが、うつ状態に落ち込むと、内分泌や自律神経への影響も大きくなり、対策を考えることは大切になります。
精神的な疲労に対する最も有効な対策は「睡眠」です。
ただ、気持ちが落ち込むことで睡眠がとりづらい場合もあり、同時に意識したいのは、「肉体的な疲労を与える」ということです。
肉体的な疲労は、その回復のために副交感神経を働かせますので、睡眠がとりやすく、またストレスの解消につながりやすくなります。
運動や入浴をしっかり反復継続して行うと、こうした精神的な悪化要因への対策となることがあります。
ただし、肉体的な疲労だけ与えて放置することは逆効果です。
必ず「睡眠」あるいは「休息」をセットで行えるように意識しましょう。
         
         
■その他の悪化要因と対策
4月は、その他、意識したいこととして「汗の対策」があります。
気温の変動が大きい時期ですので、衣類による温度調整がうまくいかないと、汗をかくことによるマイナス面を受けることがあります。
汗には、スキンケアの役割もありますからプラス面も多いわけですが、かいた汗を放置しておくことは皮膚と体への両面にマイナスの影響を抱えていることを忘れないようにしましょう。
汗の対策は、かいた汗を拭きとること、そして洗浄です。
物理的な対策を考えると、衣類で上手に調整することも意識するようにしましょう。
            
            
以上、後半部分でした。
生活環境内にも、アトピー性皮膚炎の悪化要因は潜んでいます。
心身共に、影響を受けることが多い時期、可能な範囲で対策はしっかり行うようにいたしましょう。

                         
おまけ★★★★北のつぶやき

今回は、各対策に役立つアイテムも紹介していますが、文字数の関係で割愛いたしました。
具体的な対策については、電子版の方でご覧ください。
                
●電子版あとぴナビ2015年4月号
http://www.atopinavi.com/eb/index.html