2015年4月号の電子版より「4月のアトピーケア」(1)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

                       
今回は、先日アップされた電子版から「4月のアトピーケア」について記事を紹介いたします。
今日はまず、皮膚の悪化要因と対策について述べましょう。
            
            
●4月のアトピーケアのポイント
(電子版あとぴナビ2014年4月号より)
        
4月に気をつけたい皮膚の悪化要因は、「乾燥」「飛散物質」「紫外線」の三つがあります。
         
■皮膚の悪化要因と対策
        
・乾燥
4月になって、ぐんと気温は上昇してきますが、前半は空気の乾燥がみられることが多く、お肌も冬の時期の乾燥状態をそのまま引きずることが多いようです。
そこで、乾燥対策のケアを意識して行うようにしましょう。
基本は、冬のケアの延長線で構いません。保水を行いながら、保湿をしっかり重ねます。掻き壊しが多かったり、乾燥状態が強い肌の場合は、保護のケアもプラスすることを忘
れないようにしましょう。
          
・飛散物質
春は、花粉、黄砂、そしてPM2.5と、アトピー性皮膚炎の症状を悪化させやすい飛散物質が多く飛んでいます。
花粉症など他のアレルギー症状が現れなければ、こうした飛散物質は目に見えないため、気づきにくいのですが、皮膚に付着することで影響が現れることがあります。
基本の対策は、「洗浄」です。
皮膚に付着することは防げませんが、その後、しっかり洗浄することでその影響は最低限にとどめることができます。
なお、皮膚を洗浄することで皮脂がある程度奪われますので、洗浄後は適切なケアをしっかり行うように意識しましょう。
          
・紫外線
これから気温の上昇と共に、お肌の露出部位が増え、紫外線も強くなってきますので、影響が見られやすくなります。
対策は、UVアイテムが最も手軽でしょう。
なお、SPF値が高ければよい、というイメージを持たれている方が多いようですが、SPF値は効果が持続する時間を現わしており、日中の数時間の外出であればSPF値50などの高い数値は、日の出から日没まで紫外線に当たり続けるケースが該当し、一般の生活内で考えると完全にオーバースペックであり、必要ありません。逆にSPF値を高めるために、お肌に刺激を与えやすい成分が配合されていることが多く、実際の生活で考えるとSPF値は30もあれば十分と言えるでしょう。
できるだけ、刺激が少ないアイテムを選ぶようにしましょう。
          
         
今日は、前半部分の皮膚の悪化対策と対策について取り上げました。
いずれも、適切なケアで対応が十分に可能ですから、皮膚の状態が悪化する前に、予防的な対策はしっかり考えておく方が良いかもしれませんね。

                           
おまけ★★★★大田のつぶやき

毎年、4~5月はアトピーに関する相談が増える傾向がありますが、それだけ春は悪化要因が多い、ということが言えるでしょう。
物理的な対策で対応が可能なことも多く、知らずに対策を行わないことで状態が悪化すると、バリア機能が低下したまま梅雨から初期の、感染症に悪化しやすい時期を迎えることがありますので注意しましょう。