アレルギーには「足す」より「引く」?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                      
体の調子が悪いと、薬など「何かを足す」ことで状態の回復を図ることが多いと思いますが、今日はWebで興味深い記事がありましたので紹介したいと思います。
       
        
●○○をやめたらよくなった!? 薬を使わずに花粉症を乗り切る方法
http://news.livedoor.com/article/detail/9955868/
       
ぶぁっくしょい!!
……思わずオヤジくしゃみが出てしまうシーズンですね。ウソかマコトか、今年は花粉の飛散量が昨年の10倍なんて話も。筆者は20年以上のキャリアを誇る、花粉症持ち。昔からそれはそれは苦労してきました。下北沢のおしゃれカフェでくしゃみが30回くらい止まらず、友人とまったく会話にならなかったことも。花粉シーズンになると各種薬をとりそろえ、戦々恐々としていました。
      
そんな状態でしたが、あるときから薬をピタッとやめました。理由はいくつかありますが、いつも市販の鼻炎薬を飲むと胸が苦しくなるような気がしていたので、ある年にお医者さまに相談したのです。
「これこれこういうワケで、強い薬は飲みたくない」と。すると、なぜかお医者さまは逆ギレ。「鼻炎薬で胸が苦しくなることなんてあるわけないっ! それはあなたの体質が特殊だからだ!」……えー、ちょっと待って。なんでそんなにムキになってるの!? 
その瞬間、決意しました。どこかが痛くなったり苦しくなったりするような薬は金輪際やめて、なるべく自然な方法で対処しよう、お医者さまにも頼るのはやめよう、と。それが約12年前のことです。
          
それ以来、心がけているのは「足すよりも引く」です。
つまり「○○をすると治る」ことよりも、「○○をやめたら花粉症がよくなった」という方向。
            
●甘い物、乳製品、刺激物などのアレルギーになりやすい食品をなるべく取らない
●免疫減少の原因になるストレスを減らす
●夜更かしをやめる
●カラダを冷やさない
       
これだけでもずいぶん違います。そして以前はとにかく「症状を止めること」に意識がいっていたのですが、いろいろ経た今は「悪いものは出し切ってしまえ!」という方向に変わりました。東洋医学やアーユルヴェーダの世界では「症状は敵ではなく、むしろカラダの味方」と言います。花粉症で出てくる鼻水や涙、吹き出物はカラダの中にたまった毒素。これを出さないと、春以降にもっと体調が悪くなるのです。
いろいろやってもダメなときは、最後の手段として漢方薬を使います。花粉症の定番でもある「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」は、カラダが温まる感じで効き目もやさしくて(多少眠くはなりますが)よいです。筆者は保険がきく東洋医学系の診療所で出してもらっていますが、体質の合う合わないがあるので、かならず専門のお医者さんに診断してもらってください。
          
いろいろ書きましたが最後に……筆者がおこなったことで、もっとも効果が高かったことを書いておきます。
それは、都内に住むのをやめたことです。10年間住んだ東京都杉並区を離れ(しかし『杉並区』って、ものっすごいくしゃみが出そうな地名ですね)、埼玉中部の実家に戻って数年たったとき、花粉症と金属アレルギーの症状が激減していることに気がつきました。空気や水の質が変わったこと、家族と再び暮らすことで不健康だった食生活の改善がなされたこと等々、理由はさまざまでしょう。しかしここまであからさまにラクになるとは、衝撃でした。都心に住まなくても差し支えのない人、花粉症のあまりのひどさに万策つきたという人は、次の引っ越しのタイミングで、郊外を選択肢に入れてみるのもいいんじゃないでしょうか。
ここまで、化学的な薬に頼らない花粉症対策をいくつかご紹介しました。自身の体質や症状の重さと照らし合わせつつ、カラダに負担のない方法で花粉症シーズンを乗り切っていきましょう!
        
          
記事は、花粉症に対するものですが、内容はアトピー性皮膚炎の方にも、共通することが多いのではないでしょうか?
何かを止める、という内容自体は、決してマイナス的な考え方からその方向性を目指しているのではなく、基本は、体に対して「負荷」となっていることを止める、ということです。
もちろん、アトピー性皮膚炎の対策で考えると、「足す」行動も必要なことはあります。
例えば、「運動をして代謝を上げる」「入浴して汗をしっかり出す」「皮膚のケアをスキンケアで適切に行う」などがありますが、これらは、「加えないこと」自体がマイナスとなっている、と考えた方が良いでしょう。

記事にあるような、「ストレスをためない」「夜更かしを止める」「食品に気を付ける」などといった部分については、加えないことは、体にとって何らマイナスとなりません。
「ストレスをためる」「夜更かしする」「体に悪い食品を摂取する」と逆に考えればよくわかるでしょう。
ただ、毎日の行動の中で、こうした「引く」という行動をスムーズに行うことは意外と大変なことが多いのも確かです。
とはいえ、そうしたことが症状に対してプラスに働くこともありますので、意識して行動するようにしてみましょう。

                     
おまけ★★★★博士のつぶやき

体に何かを「足す」と、その足した何かによる「影響」とは不可避になる。
もちろん、その影響はプラスとマイナスの両面があるわけじゃが、薬物などの場合、プラスが強いと(効果が高い)、マイナスも強くなる(リスクも高くなる)傾向がみられる。
そういった点で考えると、今回の記事のような考え方は「あり」じゃろうの。