花粉症で目の洗浄に注意を

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                       
花粉の飛散量が増えてきています。
飛散情報のサイトをみると、「非常に多い」地域がかなり広範囲であることが分かります。
          
http://www.tenki.jp/pollen/
             
花粉症は、アトピー性皮膚炎の方が最も併発が多い疾患ですが、その症状は鼻腔だけでなく、結膜(目)に出ることもあります。
そして目の症状に対して「洗浄」を行う方がいますが、注意が必要な記事がありましたので、紹介しておきます。
          
         
●花粉症対策、洗眼液の利用者12% ‐ 眼科医「お勧めはしません」
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_1141875.html
          
トレンド総研はこのほど、「目の花粉症対策」に関する調査結果を発表した。同調査は、楽天リサーチが1月27日~30日、20~40代の会社員500名を対象にインターネット上で実施したもの。
はじめに、「実際に感じている花粉症の症状」について質問。その結果、「鼻水」(83%)、「くしゃみ」(77%)、「鼻づまり」(75%)といった花粉症の代表的な症状を上回り、「目のかゆみ」(97%)が1位となった。
「目のかゆみ」について、具体的につらかった時のエピソードを聞いたところ、「打ち合わせ中に目のかゆみに気を取られ、ろくな打ち合わせにならなかった」(富山県・男性25歳)、「パソコンを使った作業が多いが、目のかゆみがおさまらず、モニターを見ることさえできなかった時がある」(静岡県・男性37歳)、「かゆい目に針を刺したいと思った」(東京都・女性42歳)などが寄せられた。
次に、「目の花粉症対策として利用したことがあるもの」を尋ねると、最も多かったのが「市販の点眼薬」(57%)で、次点には「処方薬の点眼薬」と「マスク」が33%で並んだ。その他の対策としては、「飲み薬」(28%)、「空気清浄機」(20%)、「洗眼液」(12%)、「花粉症対策用のメガネやゴーグル」(7%)があがっている。
そこで、「点眼薬」と「洗眼液」について調査した。まず点眼薬について、「選ぶ時の基準」を聞いたところ、「アレルギー対策のもの」が44%で最多となった。以降、「医師に勧められたもの」(26%)、「スッキリするもの」「コンタクトレンズ用のもの」(同率24%)と続く。
「花粉症の季節に点眼薬をさす頻度」は、「1日に2~3回程度」(34%)、「1日に4~5回程度」(31%)が上位となり、1日に複数回さす人が多いことが判明。さらに、29%以上の人は「1日に6回以上」と回答している。
続いて洗眼液について、「利用するタイミング」を聞くと、「帰宅して自宅で」(75%)、「朝、起床して自宅で」(38%)といった回答が多かった。次点には、「会社の業務時間中」(37%)、「会社の休憩時間中」(33%)が続き、会社で洗眼液を使っている人も少なくないことがうかがえる。
洗眼液を利用する際は、目の周りの汚れをしっかり洗い流してから使わなければ、目の周りの花粉やごみが目に入ってしまうという注意点がある。こうした情報を伝えた上で、「洗眼液の使用時に十分に注意していたか」を尋ねると、「注意できていなかった」という人は45%にのぼった。
「清澤眼科医院」(東京都江東区)院長で眼科医の清澤源弘医師は、洗眼液の利用について、「眼科医としてお勧めはできません」。「涙は、油層、水層、ムチン層という3つの層により構成されます。まばたきをすると、それぞれ異なる役割を持つ3つの層が均等に目に塗りつけられます。この涙にしっかりと覆われていることで、目は健康な状態を保つことができます」。
しかし洗眼液は、「目の汚れとして、表面のたんぱく質を洗い流します。その上、必要な強力な洗浄薬や界面活性剤も含んでいます。そのため、洗眼液で目の表面を洗い流すと、眼球の表面はきれいにはなりますが、ムチン層など大切な涙の成分も一緒に流してしまいます」と注意を促している。
           
                
アトピー性皮膚炎の方の洗浄と同じで、皮膚に必要な成分(皮脂)が洗浄によって洗い流されることでマイナス点が生じるように、目も大切な涙の成分が洗浄液で流されることによるマイナス点があるようです。
洗浄=界面活性剤、という問題点もあるようですが、花粉症で目の症状を伴っている方の場合、こうした目に異常を生じさせると、そこから目をこすってその周囲の肌にも影響を及ぼすことがあるかと思います。
注意するようにしましょう。

                   
おまけ★★★★博士のつぶやき

「洗浄」は、皮膚も目も、異物だけを特定して洗い流すことは難しく、有用な成分も洗い流すというマイナス点は避けられん。
肌の場合、感染症などがみられると、そのマイナス点を考えた上で洗浄をあえて行う、ということも必要になるのじゃが、そうした時は、スキンケアでケアを行うことが大切になる。
目の場合、マイナス点を抱えた場合のケアの方法が難しいこともあるから、医療的に必要な場合を除いて、洗浄を行うことは慎重に考えた方が良いかもしれんの。