私のアトピー冬対策(2015年1月号レターより)3

北です。

 

 

 

 

 

 

                  
今日は3例目の方です。
入浴と食事で頑張ったMさんです。
          
         
●出産育児でアトピーが悪化した一昨年の冬。湯治と野菜と果物の力で復活!
(Mさん、和歌山県 28歳)
          
歩き出して、しゃべり出して、よくお歌を歌ってくれて、やんちゃだけどかわいくて…。そんな2歳の娘さんを持つMさん。
「出産してからは特に冷えを感じるようになってしまいました。それまでも苦手だった冬がさらに苦手になりました」
一昨年の冬は初めての育児に奮闘していた時期と重なります。「子どもが夜によく泣いていたので常に寝不足でした。これまでアトピーが出たことのない足にも湿疹が出て、かゆくてさらに眠れなくなってしまいました。顔も赤く腫れて化粧もできないほどでした。どうしても耐えられずに皮膚科でステロイドが入ったクリームをもらってきたほどなんです…」
一旦ステロイドで抑えることを選択したMさん。「使うのを止めたらやっぱり離脱が出ましたね」と苦笑されます。
        
■みかん、柚子、ほうれん草たっぷり食べて、肌キレイに!
         
昨冬は赤ちゃんも卒乳をして、寝不足から解放されていたのもあって、一昨年のように調子を落とさないよう、Mさんは積極的なケアに乗り出すことにしました。
湯治は毎晩30分以上。汗をかくまでしっかり浸かります。
「はじめは子どもも一緒に入りますが、途中で嫌がってしまうので、そういうときは主人にみてもらったりしています」。
また、日中も、お子さんが昼寝をしている間に足湯だけでも行って、積極的に体を温めました。これは冬に限らず続けたのだそう。
保湿は「豊泉水」でまず肌をうるおし、その後に「APローション」、そして「APクリーム」を。外出時もこの3点セットを持ち歩いているとのことです。「子どもと出かけるときは冬でもよく汗をかきますので、外出先でもたとえば車の中などで汗を拭けるように『豊泉水』をスプレーに入れて持って行きます。
『APローション』と『APクリーム』はミニサイズの物を持って出ます。子どもとのおでかけは荷物がとても多くなりますので、自分用のものは小さいサイズで持ち歩けると本当に便利なんです」
そして、一昨年に比べて食生活も見直したとのこと。いい肌をつくるためにも、お子さんの健康のためにも、食事は「野菜」中心でと心掛けたそうです。
「お肉が続いて野菜が足りないと体がしんどい気がします。子どもにも野菜をたっぷり食べてほしいから、そして、主人の実家から野菜を分けてもらうことが多いので、冬はお鍋をよくしました。白菜や大根、ニンジン、体を温めるニラもよく使います。娘は、ほうれん草が大好きなので、おひたしを常に作っておき、おかずが足りないときやおやつ代わりにもしています」。なんとも健康的ですね!
そして、フルーツ王国・和歌山に暮らすようになったのもあって、果物を摂る量がとても増えたのだとか。「和歌山といえばみかんですが、地元ならではの安さで本当においしいんです。また、柚子の産地でもあるので、温かい柚子茶をよく飲むようになりました。体も温まります。桃も柿も名産品です。フルーツや野菜をたくさん食べていると、肌の調子がいいように思います」
         
■体質をあきらめないでいい状態を保つ努力家
            
Mさんは、子どもの頃にぜんそく、そしてアトピーになり、オムバスに出合っています。高校生の頃からは活水器を使った湯治で長くいい肌状態をキープ。そうして、社会人になって激務に直面したり、季節による落ち込みを経験したりして過ごしてきました。一昨年、初めての育児による寝不足でドン!と調子を落としてしまったことは大きなショックだったことでしょう。
しかし、アトピー体質だからとあきらめず、Mさんは、主に食生活を見直して昨冬を過ごしました。もちろん、睡眠が戻ったことと、しっかり汗をかく湯治の効果も大きく、昨冬は症状を出すことなく過ごせています。
今年も冬を迎えました。外でお子さんと走り回ったら冬でも汗をかけている今の体調に「よしよし」とうなずいて、だからと言って油断はせずに、冬の間じゅう対策を続けていくとMさんは誓います。
かわいいお嬢さんとたくさん遊んで、心も体も温かに、この冬を乗り越えてくださいね!
               
              
今日、ご紹介したMさんも、他の方と同様に、自分なりの工夫をされているのが分かります。
アトピー性皮膚炎に影響を与える生活習慣は、個人差が大きく、千差万別とも言えます。
したがって、自分なりに良い方法を模索することはとても大切なことです。
同時に、そうした負荷がかかる生活習慣は、これまで行えなかった部分にあることが多く、それを変えていくのは、しっかりとした自意識の元で行わないと、長続きしません。
行動によって症状が良い方向に変化すれば、それが励みとなることでしょう。
自分なりの方法を見つけるようにしましょうね。

明日は最後の方を紹介します。

              

             
おまけ★★★★南のつぶやき

Mさんも、入浴と運動を取り入れています。それに食事も加えているわけですが、こうした「基本的な生活」がいかに大切なことかが分かります。
毎日の生活習慣は、「積み重ね」として身体への影響を蓄積していきます。
同じ蓄積をするなら、無論、「良い影響」の蓄積が良いことは言うまでもありません。生活習慣の見直し、しっかり行いたいですね。