手洗いの正しい仕方とは?

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

               
昨日は、大田さんが、洗浄とお肌のケアについてブログを書いていましたが、手洗いについて、外科医が正しい手洗いを説明しているページを見つけましたので紹介しますね。
            
           
●外科医が説明する「正しい手の洗い方」
http://www.lifehacker.jp/2014/11/141124wash_hands.html
            
手を洗うのは、お尻をふくのと同じぐらい、誰もがしているはずのことですが、コツをわざわざ議論したり共有したりはしていません。あなたは正しい方法で手を洗えているでしょうか?
          
ベストな手の洗い方を学ぶために、手を洗う頻度が最も高いだけでなく「完璧に洗う必要がある人たち」を取材しました。外科医です。そのうちの1人は、「1日に最低50回」は手を洗い、その際「手術の前に手を完璧にこすり洗いするだけでなく、診察室や病院で患者ひとりひとりの診察の前と後に」手を洗っています。
        
■なぜ手洗いは重要か
        
今から150年以上も前のこと、手を洗う看護師や助産師が担当している患者は、全く手を洗わない医師が看護している患者より3倍も死亡率が低いことを、ハンガリー人の医師センメルヴェイス・イグナース博士は発見しました。今から考えるとさらにひどいことには、医学生は遺体解剖をした手を洗わずに妊婦を診て、産じょく熱を発生させていたのです。センメルヴェイス博士は全ての人が塩素水で手を洗うべしという規則を制定し、結果として死亡率は1%以下にまで下がりました。
しかし皮肉なことに、センメルヴェイス博士はその所見によりヘラルド紙上で英雄になるどころか、変人と見なされて精神病院で亡くなりました。1860年代にルイ・パスツールが病原菌の存在を証明し、初めて手を洗うことが医学界で実行されるようになりました。
この発見から1世紀半たった今でも、恐ろしいほど多くの人が手を全然洗っていないか、十分な時間をかけて洗っていないと、カリフォルニア大学の神経外科医Isaac Yang博士は学生に対して指摘しています。大学生のトイレ習慣についての研究によれば、63%が手を洗いますが、38%しかせっけんを使いません。さらに、32%がせっけんを5秒から10秒の間しか使わず、せっけんを使って10秒以上手を洗うのはたった2%です。誰も見ている人がいないと、この63%は55%まで減ります。これは、45%が手を全然洗わないということです。
         
女性の58%が手を洗うのに対して男性は48%しか手を洗わないので、予想通り、男性の方が女性より「清潔である」と言っても、男性は文句を言えないでしょう。
        
■ではどのように洗うべきか
        
最初は、とにかく手を洗うことです。せっけんを使いましょう。せっけんを使って20~30秒間手を洗えば、どんなやり方で洗おうとも、清潔という点で大抵の人より一歩前に出ます。
       
Knight博士は以下のように指導しています。
      
「手を清潔にするのに30秒もかかりません。清潔な流水で洗うのが大切です。せっけんをたっぷりと泡立て(どんなせっけんでもOKです)、手をくまなくこすります。全部の指と手の甲も忘れずにです。この「こする」ところで20秒かけ、両手をくまなくこするのに必要な時間は「ハッピーバースデー」ソングを2回歌うぐらいです。清潔な流水ですすいだら、清潔なタオルで手を拭くこと。ジーンズで手をふくなんて論外ですよ。今朝はいたばかりのジーンズでもね。」
         
さらに、Yang博士は、テレビに出てくる外科医がなぜ手を上に向け肘を下げた姿勢で手を洗うのか説明してくれました。
         
「こうするのは、水が指先から流れてゴミやバクテリアを肘に向かって流すからです。だから、外科医のやり方から普段の手洗いの方法を考えると、手を水ですすぐとき指先を天井に向けて手首を曲げて手首が下に来るようにするのが、一番効果的かもしれません。これで指が最も清潔なところとなり、手首が一番汚いところになります。」
        
 傷の手当や料理のような、本当に清潔な手でしなければならないことをするときは、手首から肘のところまでも洗うことを博士は推奨しています。
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が指導する手を洗うべきタイミングは、以下の通りです。
          
・食事の準備をする前後と最中
・食事をする前
・病人の世話の前後
・傷口の手当の前後
・トイレに行った後
・おむつを替えたりトイレを使った子どもをきれいにしたりした後
・鼻をかんだり、せきやくしゃみをしたりした後
・動物や動物の排せつ物に触った後
・ゴミを触った後
          
動物とせき・くしゃみ以外の項目はもう全て実行しているかもしれませんね。
外科医のように手を洗いたいなら、Yang博士を見習ってみてください。「私たちは5分間かけて洗います。それぞれの指をサイコロのように4つから5つの面に分けて、どの面も20回ずつこするのです」
肌にひび割れや傷があるときは気をつけなくてはいけません。Knight博士は次のように言っています。
            
「手の肌に傷があると清潔にするのは難しくなります。私は空軍で医師をしていたとき、背中に感染性発疹が出ている患者を診察したことがありました。その患者は基地のマッサージ師のマッサージを受けた後に、夫婦そろって同じ発疹が出たのだそうです。」
             
私は少し調べてみることにしました。この患者の発疹を採取して、保健担当係にそのマッサージ師を連れてこさせました。調べてみるとこのマッサージ師の指の間に、ひび割れた湿疹がありました。そのカケラを採取してみると全く同じ病原菌が手にもついていて、それにより患者に伝染したことが判明しました。そのマッサージ師を皮膚科医に治療させると病原菌はなくなりました。この話の教訓は、肌に傷があるときは、特に気をつけて手を清潔にし、傷の治療をするべきであるということです。
              
■どんなせっけんを使うべきか
          
Yang博士は固形せっけんより液体せっけんを推奨しています。固形せっけんはバクテリアが集まりやすく汚れるからです。液体ディスペンサーもバクテリアを集めてしまうことが最近証明されたので、触らなくてもセンサーでせっけんが出てくるタイプがベストかもしれません。
          
■手洗いの代わりになるものは?
         
日に何度も手を洗う暇がなかったり、近くに流しがないときについて、Yang博士はアルコール洗浄を推奨しています。
現在入手可能なアルコール洗浄薬は、手を洗うのと99%同じぐらい効果があります。5秒で手を清潔にできて手首や上腕にまでも使えます。肌に潤いを与える成分とアルコールハンドウォッシュ機能を兼ね備えたものもあります。レストランで手を洗いに不潔な環境のトイレに行くよりはそれを使った方が良いため、私はいつでも持ち歩いています。
Knight博士もこれには同意を示しており、既に手を頻繁に洗っている人に推奨しています。
        
「私のような日に相当な回数手を洗う人間にとって幸いなことに、アルコールをベースにした洗浄薬は(最低60%のアルコール含有)手を洗うのとほとんど同じ効果があります。中にはローションを含んでいるものもあり、敏感肌の人には助かるでしょう。しかし残留物が気になります。アルコール洗浄薬はクロストリジウム・ディフィシルと呼ばれる感染性下痢の胞子を殺さないので、手が汚いときは効果がありません。」
            
覚えておくべきは、手を洗うとバクテリアを殺すことと汚れやゴミを落とすことの両方ができるのですが、洗浄薬では片方しかできないということです。
            
             
記事を読むと、手洗いをしっかり行うためには、洗浄剤を使うことが推奨されていますが、それによる肌の乾燥の問題は、昨日の大田さんのブログの通りですので注意した方が良いでしょう。
また、アルコールでの消毒は、皮膚をより乾燥させますから注意が必要です。
ただ、アトピー性皮膚炎の方に感染症が多いのも事実であり、そうした観点から考えると、手洗いを行うことは、悪化要因となる感染症の予防につながることが考えられます。

痒みが強く、常に掻き壊しが見られる方の場合、こうした「手を清潔な環境に留める」ための方法は、考えておくようにしましょうね。

                
おまけ★★★★南のつぶやき

面白いのは、最後の1行でしょうか?
洗浄薬を使うと、バクテリアを殺す、ゴミを落とすのどちらか片方がしかできない、ということは十分な洗浄効果が得られていないことを示しています。
マイナス点があっても、感染症予防とという利点があれば、洗浄を行うことは大切ですが、その方法はできるだけ有用性が高く、できるだけお肌への負荷が少ない方法を選ぶようにしましょう。