生活習慣の変化が体にもたらしたものとは?(1)

この前、テレビで体温のことが取り上げられておった。

 

 

 

 

 

 

                  
それによると、50年前と比べると体温は下がっておるそうじゃ。
50年前、日本人の体温の平均は36.89度じゃったが、今は36.20度まで下がってきておるようじゃ。

平均で0.6度下がっておるのは、考えてみると大変なこととも言える。
確かに最近は35度台の人が増えてきておるし、そうした傾向が強く菜っとるのかもしれん。

体の中で熱を作っておるのは、主に筋肉と内臓じゃ。
その熱が血液によって、体の各部に運ばれる。
体の冷えとは、体内で熱が作られる量が減っておる状態や、あるいは作られた熱が血流が悪くて各部位に運ばれない状態を指す。
体に冷えを感じなくとも、体温自体が低い状態では、いろいろな異常状態が起きやすい。

ネットで低体温の人が抱えるリスクが載っておったのじゃが、それによると、

・基礎代謝が12%低下。太りやすくなる
・免疫力は37%低下
・体内酵素は50%低下

などが見られるそうじゃ。
アトピー性皮膚炎の方には冷えの状態にあるヒトが多いし、子どものアトピー性皮膚炎の場合、平熱が35度台の子どもも多い傾向がある。
免疫力や内臓機能が低下(酵素の低下など)が見られた状態では、体の各機能が十分に働くことができていない、とも言えるじゃろう。
こうした低体温がアレルギーを引き起こしやすい要因になっておる、というのも一つの考え方じゃ。
実際、アトピー性皮膚炎を克服した後で体温を図ると、それまで35度台だったのが36度に上がった、というケースはあるし、冷えがなくなった、というのは数多く聞く。

低体温の原因は、いろいろな要因が考えられておるが、もっとも大きな原因とされるのが「便利な世の中」になった、ということじゃ。
今は、機械がヒトの手の代わりに、いろいろなことを行ってくれる。
移動するのも歩かずに長距離が移動できる。
洗濯や炊事も、昔と比べると体を動かす量を減らした状況を生んでると言えるじゃろう。
ちょっとしたところで言えば、テレビのリモコンなども、座ったままでなんでもできるし、電話もコードレス、あるいは携帯電話を使うことで、「電話機のあるところまで移動しなくて良い」状態を生んでおると言える。

こうした毎日の生活の中でちょっとした「体を動かす」ことが減少してくることは、その一日単位でみれば、大した量とはいえんことは確かじゃ。
じゃが、それが一年積み重なった場合、そうした体を動かすことができておったヒトと、できなかったヒトでは大きな差がつくことになる。
それが年単位で経過すれば、体への影響が現れてきても不思議ではない、ということじゃろう。

こうした生活習慣の変化からくる、体への影響については、運動以外の面もある。
長くなるので、続きは明日じゃ。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

体温が低下している状況は、最近、取り上げられることが多くなっていますが、身近な生活の中では、すぐに行える方法は、運動と入浴でしょう。
運動はなかなかできない、という人も、お風呂でリラックスして入浴時間を確保する気持ちよさを感じることができれば、代謝量を上げることは可能です。
ただ、アトピー性皮膚炎の方の場合、こうした代謝や体温を上げるための入浴、という観点で考えると、どうしても入浴温度を上げがちになります。
これから寒くなる時期、高い温度での入浴はお肌への影響、そして冷えの問題を生むこともありますから、入浴を生活の中で取り入れる際には、39度を目安にするように注意しましょう。