最近は、平均の湿度が下がる傾向にあります

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

                     

さて、気象庁のホームページでは、東京における気温と湿度の月ごとの偏移について、1876年からの一覧が記載されています。

●気象庁ホームページ
(湿度)
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=44&block_no=47662&year=&month=&day=&view=a7

(温度)
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=44&block_no=47662&year=&month=&day=&view=a1

この一覧を見ると、興味深いことが分かります。
ちょうど100年前、1904年~1913年の10年間と、直近10年間の9~12月の平均は、下記の通りです。

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      気温(℃)  湿度(相対湿度:%)
   100年前 直近10年  100年前 直近10年
09月  20.9   24.8   82.8   68.5
10月  15.7   19.1   78.8   66.3
11月  10.2   13.8   72.0   57.3
12月  05.1   08.7   66.9   50.0
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このように、100年前と比べると気温は約3~4℃上昇しているのに対して、湿度は、月平均で10%以上、下がっていることが分かります。
これは、地球温暖化の影響なども関わっていると思いますが、一般的にお肌に快適な湿度は65~75%と言われており、60%を下回ると乾燥を感じ始める、とされています。
つまり、100年前は12月でも湿度は、理想的とされる範疇の中に入っているのに対して、最近では11月に入るとすでに乾燥を感じ始める湿度に下がっていることが分かります。

今週は先週に続いて台風が近づいており、気温や湿度は日によって大きく変動することが予想されています。
アトピー性皮膚炎の方の肌は、こうした湿度による影響を敏感に反映することも多く、乾燥肌=バリア機能の低下、ということになれば、今月のあとぴナビの特集であったように、黄色ブドウ球菌の定着を招きやすくなり、調子がよかった方が、アトピー性皮膚炎の症状が出始める、というケースも考えられるでしょう。

こうした気候の変動によるお肌の状況の変化に対しては、日頃のケアでしっかり対応していくようにしましょう。
そして、早め早めの適切なスキンケアを行いましょう。

                          
おまけ★★★★西のつぶやき

湿度の低下は、ここ最近、目立っていることが分かる。
100年まではなく、昭和の最後の10年間で見ても、9月の平均が74.1%、10月65.2%、11月61.3%、12月53.8%と、10月を除いては、今よりも昭和の最後の方が、数%湿度が高いことが分かる。
こうした傾向が今後も続く場合、春夏秋冬、という季節による概念で考えるのではなく、月単位で、気候の変化を見ていく必要が出てくるようになるかもしれない。
いずれにしろ、気温や湿度の変化は、アトピー性皮膚炎の方にとって、細かく肌に影響を及ぼすことが多いので注意が必要だろう。