2014年9月号の「みんなのアトピー相談」から(3)

編集の北です。

 

 

 

 

 

 

                 
先週、ブログに書いた電子版から抜粋した「みんなのアトピー相談」に対して、電子版が読めないので、他のアトピー相談も掲載して欲しい、という問い合わせを数件いただきました。
そこで、今回は今月号に掲載された相談の中から、「睡眠」のご相談について掲載したいと思います。
         
■電子版 あとぴナビ9月号「みんなのアトピー相談」より
http://www.atopinavi.com/eb/201409_navi/index.html
      
●ご相談の内容
       
受験生の子どもをもつ母親です。どうしても夜から深夜にかけてのほうが勉強がはかどるといい、帰宅後少し寝て夜10時くらいに起きて勉強するので、就寝時間が遅くなっています。当然睡眠不足にもなっていて、アトピーのほうは、受験生特有のストレスも手伝ってあまりよくないようにみえます。
夏休みや、普段の休みの日はけっこう遅くまで起きていて、昼過ぎまで寝ています。睡眠時間は確保できているから大丈夫だと本人は言っていますが、体のことを考えれば12時前には寝てほしいし、あまり昼夜逆転のようにリズムを崩さないほうがいいとは思うのですが、どんなものでしょうか?
         
        
●相談員からのアドバイス
      
確かに夜遅い時間は勉強に集中できるような気がするものです。受験生であれば、夜型や睡眠時間を削って勉強するケースが多くなりがちですね。
しかし、まず体のことを考えると夜に眠れるのであれば、一番よいリズムにもっていき睡眠の質を上げたほうがいいでしょう。また分けて睡眠をとるよりも、まとまった睡眠をとるほうがベターです。
睡眠は一日の疲れを癒し、また明日の準備のために体の修復作業を行います。
先日あるテレビ局で27時間TVと題しイベントを行っておりました。メインのタレントさんが徹夜明けの翌日に5分くらい横になる時間があり、メンバーの中にはその時間ちょっと仮眠をとったりまた眠れはしなかったけれど目を閉じたり、またうつらうつらの状態などあったのですが、一様にしてみな起こされたときに「回復した」「すっきりした」「やっぱり睡眠て大切なんだな」と話をしていたのが印象的でした。
ちょっと仮眠をとるだけでも違うのですから、睡眠は回復にとってまさしく重要な要因になります。
勉強も深夜の静かな時間帯のほうが集中してできそうにも思えます。しかし、本番の試験の時間のことなどを考えたら朝型のほうにシフトして、試験本番の時間に頭が冴えているようにしたほうがいいのではないでしょうか。
            
夜にかゆみや炎症などで、疲れていても睡眠がとれない場合は、昼夜逆転でも断続的でも睡眠の量を稼がなければいけない場合もあります。しかし、夜に眠ることができるのであれば、ホルモンの関係や生体リズムのことなどから、睡眠の質を上げることが重要になってきます。特に深夜0時から2時の間は、成長ホルモンが分泌される時間帯で、皮膚の再生の役割もありますので、できればこの時間帯は寝ていることが肌にはよいとされています。
勉強も大変でしょうが、やはり体あってのことだと思います。限られた時間で集中して勉強を行い、しっかり質の高い睡眠、できれば12時前には就寝しているよう心がけていきましょう。
         
         
今日は、相談の内容と、相談員からのアドバイスについて書きだしました。
明日は、アドバイスのポイントについて見ていきましょう。

               
おまけ★★★★南のつぶやき

スキンケアの仕方などを除いて、生活面のご相談で多いのは、やはり睡眠と食事でしょう。
これまでアトピー性皮膚炎を回復された方を見ていると、「睡眠がしっかり取れるようになってお肌の状態が改善してきた」というケースは多くあります。
これは、お肌の状態が良くなったから眠れるようになった、というのもあるでしょうし、逆に眠れることでお肌の状態がアップしたということもあります。
いずれにしろ、睡眠はアトピー性皮膚炎の症状に対して深く関わっていることを忘れないようにしましょうね。