お米の花粉でアレルギー?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                 
連日、ブログを担当します。
今日は、先日、ニュースであったイネ花粉のアレルギーについて紹介したいと思います。
         
            
●目の異常訴えた児童・生徒延べ2580人に 岐阜県内
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140904-00000034-asahi-soci
             
岐阜県大垣市と羽島市の児童や生徒430人が3日に目のかゆみや充血などを訴えた問題で、県は4日も、4市町の42小中学校に通う計2150人が同様の症状を訴えたと発表した。2日間で延べ2580人に上り、県は「イネ科の花粉によるアレルギー性結膜炎の可能性がある」としている。全員が軽症という。
4日の内訳は、羽島市14校1604人▽大垣市18校287人▽養老町6校104人▽輪之内町4校155人。ほかに教職員15人の発症も確認された。
運動会の練習や野外活動をしていた学校が多かったという。1、2日になかったイネ科の花粉の飛散が3日に確認されたことや、無人ヘリコプターによる農薬の散布などは確認されていないことから、イネ科の花粉によるアレルギーの可能性が疑われるという。この地域では2011年の8月末から9月初旬にかけても同様の被害があり、延べ2531人が受診している。
         
             
一度にこれだけ多くの児童、生徒が異常を感じたことを考えると、それらの児童、生徒にアレルギーの既住歴があったのかが気になるところです。
もし、アレルギー的な要因をこれまで持たなかった子どもたちにも症状が現れたのであれば、そのイネ科の花粉が、かなりアレルギーを強く引き起こす因子を持っていたことも考えられますし、あるいは他の要因も検討することが必要になってくるでしょう。

例えば、化学物質が生体に影響を与える場合、微量であればある程、アレルギー症状が出やすいことは、これまでの研究で分かっています。
量が増えると、今度は中毒症状に移行、アレルギー症状は消退しますので、化学物質に対して生じるアレルギー反応は、中毒症状に至る前の「警告信号」的な要因を秘めていることがわかります。

今回の場合、農薬などの散布がなかったことから、こうした化学物質の関連はあまり疑われていないようですが、もしイネ科の花粉が原因で症状が現れるのであれば、同じ種類のイネを栽培している地域では、大なり小なり、同様の症状を引き起こす事例が出てきても不思議ではないでしょう。
ニュースを調べる限り、他の地域で、同様の状況が見られないことを考えると、単にイネ科の花粉に対する「花粉症」のようなアレルギー症状が生じたのではなく、化学物質の影響のように、他の要因も疑った方が良いように思います。
いずれにしても、もしイネ科の花粉が同様の状況を他に生む可能性があるのであれば、稲作は全国で行われていることからも、広がっていく可能性は否定できませんので、今後の情報に注目しておきたいと思います。

                       
おまけ★★★★大田のつぶやき

化学物質のアレルギーを調べる際、動物実験では、ウサギやモルモットの「目」で調べることが多いようです。これは、目が粘膜などの関係で敏感にアレルギー症状を出しやすいからのようですが、今回、鼻炎など他の症状に言及されていませんから、アレルギーにしろ化学物質など他の要因にしろ、その原因となった物質は微量の可能性も高いように感じます。
アレルギーは生体を守るための防御反応の延長線上にあることは知っておきましょう。