妊娠中のイライラが胎児に影響を?

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                 
ストレスが、アレルギー症状に影響を与えることは、過去の研究で明らかになっていますが、今回、妊娠中のストレスが胎児に影響を与え、ぜん息やアレルギーにつながる、という研究結果が発表されたので紹介します。
              
               
●母親のストレスが影響!? 我が子が「アレルギーや喘息になる」真実
http://news.ameba.jp/20140819-535/
               
花粉症をはじめとする、さまざまなアレルギーを持つ人は田舎よりも都会に多く、大気汚染や住居などの環境問題や、仕事、人間関係といった生活環境が原因として指摘されています。
しかし、それだけではない可能性が出てきました。
母親が妊娠中に感じているストレスが胎児にも伝わり、子どもの喘息やアレルギーにつながると、最新の研究で明らかになったのです。気になるその研究の内容とは!?
              
■母親のストレスは胎児にも伝わる
ハーバードスクールの研究者たちが、妊娠中のストレスが、アレルギー性の喘息と関連があることを発見しました。彼らが行った実験は、妊娠しているマウスを3つのグループに分け、異なるストレス下の環境で、その変化を観察するというもの。
その結果、ストレスを感じたときに分泌されるコルチコステロンというホルモンが、母親の体内で増えると、それが胎盤を通じて、胎児のコルチコステロンも増加させることになります。その結果として胎児が喘息やアレルギーになりやすい、ということが明らかとなったのです。
また女性が妊娠すると、グルココルチコイドというホルモンの分泌量が、通常よりも増えることが知られています。このグルココルチコイドという物質は、ストレスを感じるとそれを抑制しようとする働きがあります。例えば、ストレスを感じると、大気汚染や花粉などに対するアレルギー性の反応が高まってしまうのです。
これらのことから、女性が妊娠中にストレスを感じると、胎児にアレルギー性のさまざまな影響を及ぼす可能性があると考えられています。
         
■妊婦は不安やイライラとうまく付き合いましょう
女性が妊娠すると、体型が変化していくことや出産に対する不安を感じたり、不眠や眠気といった普段とは違う体の変化に、イライラすることも多くあります。
そんな妊娠中のストレスが、母親だけでなく赤ちゃんにも影響を与えてしまい、情緒不安定な子どもが生まれてくるとも言われています。
妊娠中は極力心穏やかに過ごせるように、仕事や家事量をセーブしたり、1人や夫婦で過ごす時間を大切にして、ゆったりとした精神状態を保てるようにした方がいいということです。
              
体も生活リズムも少しずつ変わっていく妊娠中は、ストレスを感じずに過ごすのは、難しいことかもしれません。しかし、お母さんのイライラや不安が、赤ちゃんにも伝わっていることを理解して、少しでも楽しくマタニティライフを送れるといいですね。
               
             
妊娠中の母体の状況が胎児に影響を与えることは、母体と胎児が一体である以上、当然と言えば当然ですが、妊娠中のストレスが胎児に影響を与えて、生後にアレルギー性の影響を与えていることは興味深いところです。
最近の私たちの社会は、子育てが「しやすい環境」とは一概に言えなくなっています。
昔は、祖母や祖父など大勢の家族で子育てに関わったり、地域全体で子育てに協力したりするなど、母親の負荷が軽減される状況がありました。
しかし、今は母親が子育ての主体となり、それを支える「柱」もせいぜい父親ぐらいで、少ない状況にあると言えるでしょう。
そうした母親の負荷が増大していることは、母親自体の健康状態はもちろん、胎児にも影響を与えていても不思議ではありません。
社会的な問題ですから難しい部分も多いですが、少子化の今、しっかり考えていく必要はあるのではないでしょうか?

                          
おまけ★★★★南のつぶやき

こうしたストレスの一部は、個人レベルで解消することは十分可能です。
ただ、解消していくためには、「解消する」という意識を持って取り組まないと、いつまでたっても状況が変わらない、ということでかえってストレスをため込むこともあるでしょう。
いろいろな工夫は行っていくように心がけましょう。