ゆとり生活?

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                     
さて、生活習慣病という言葉が定着して随分立ちますが、生活習慣病はヒト特有の疾患ではありません。
例えば、糖尿病が犬や猫に現れることもありますし、アトピー性皮膚炎も同様です。
生活習慣病は、文字通り、生活習慣によって生じる病気、ということですが、ここでいう生活習慣は、睡眠や食事、運動、ストレスが挙げられます。
この中で、食事の摂取とネコの生活習慣病に関する記事がありました。
             
             
●メタボ猫増える……”ゆとり飼育”に獣医師も注意喚起
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140523-00000008-rbb-ent
              
人間にとってメタボ(肥満)は、糖尿病や肝硬変、脂肪肝、心臓病、関節への負担などの病気を招き、死亡率が高くなることは周知の事実。人間と同じく飼い猫にとっても、メタボによる健康への影響は深刻な問題だが、飼い主はどんな認識を持っているのだろうか?
      
そこで、ペットフードを販売するネスレピュリナペットケアは、「猫に関する意識調査」を飼い主400人に実施。まず、食生活に関する質問では、「フード量を制限していない」人が46.3%、「いつも食べられる状態にしている」人が44.0%という結果に。そんな食べ放題の食生活について、白金高輪動物病院・中央アニマルクリニック総院長の佐藤貴紀氏は、「猫の場合、食べたい時に食べる習性がある」としながらも、「いつも食器にごはんが入っていると、適正量を管理するのは難しい。心配という観点からあげ過ぎてしまう」と危惧している。ネスレピュリナペットケアでは、愛猫の食欲に任せて育ててしまう飼育を“ゆとり飼育”と呼ぶ。
また、自身の飼い猫の体型について、「フードの食べ過ぎ」(54.9%)と「運動不足」(68.0%)を上位理由に、3人に1人が「太り過ぎ」と答え、メタボを意識している人も多い様子。「太り過ぎは、猫の健康に深刻な影響を与えている」と感じている人は60.8%にのぼったが、その中の35.3%の人は特に何も対策をしていないと回答した。飼い猫のメタボに対する危機感の薄さに、佐藤氏は「ぽっちゃりしていて可愛い見た目が理想体重ではない。猫の肥満は非常に危険。様々な病気になりやすく、死亡率を高める」と注意喚起している。
佐藤氏によると、「運動があまり行えない猫の場合は消費カロリーが少ないため、痩せにくい」とのことで、人間や犬と違って猫のダイエットは難しいようだ。先に挙げた食べ放題の食生活をおくる飼い猫が多い中、まず始めたいのが低カロリーフードで摂取カロリーの節制だ。また、飼い猫の室内飼いは感染症や事故などを避ける利点もあるが、どうしても運動不足になりがち。メタボを回避するためには、上下運動が出来るキャットタワーの設置やおもちゃで長時間遊んであげるなど、ストレスを与えない方法で運動を促すことも重要となる。
飼い猫に愛情を注いで可愛がるのは当然のことだが、「猫にとっては、ある程度整った環境があり、食事に困らない生活があるだけで幸せ。しかし、過剰に美味しいごはんやおやつをあげる行為は甘やかしになり、将来的には幸せとは言えない」と佐藤氏は言う。過剰な可愛がりや甘やかしは、飼い猫をメタボへ導く“ゆとり飼育”になりかねない。大切な飼い猫との幸せな生活を長く続けるために、飼い主は日々の食生活に気を付けたい。
          
              
記事の「ネコ」と書かれている部分を「ヒト」に置き換えると、私たちの食生活習慣もしっかりと気をつけなければならないことが分かります。
アトピー性皮膚炎の場合、食事については、アレルゲンを注意する方は多くおられますが、食べる量やその内容について、意識していない方も多いのではないでしょうか?
もちろん、食事量に見合う運動量を確保できている場合は別ですが、今の時代、体を積極的に動かすためには、「意識」して実行しないと得られない状況にいる方が多いと思います。
週末はゴルフに行く、出かける、こうした行動で得られる代謝量は、一週間に一度では十分と言えません。
食事の内容も気を付け、そして運動量も気をつける、気をつけなければならないことが多すぎると感じるかもしれませんが、ヒトが楽をしたいという思いとそれに沿った行動は、必ずしも健康面から見て適正な状況であるとは限りません。
体にとって、そして健康にとって、必要な「行動」を考えて実行するようにしましょう。

                          
おまけ★★★★博士のつぶやき

記事を読めば、「解決」するためのヒント、そして答えがどこにあるのかは明確じゃろう。
食べ過ぎない、そして見合った運動量を与える、ということじゃな。
それらは、大田君が書いておったように、意識して「行動」することが求められておる。
昔であれば、移動の手段も限られており、日常生活行動で、ある程度の運動量が得られておった。じゃが今は、電車や車、代謝量を落とす移動手段が主体になっておるといえる。
体が求めることと便利な生活は必ずしも一致しないことを承知しておいた方が良いじゃろうの。