PM2.5にも注意を・・・・・・・・・

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

              

3月も中旬になり、そろそろ春の陽気が本格的に漂い始めるころとなりました。
同時に、ニュースの天気予報でも「花粉情報」が始まりました。

これから、5月頃にかけては、アトピー性皮膚炎の方にとって、大気中の浮遊物が症状に与える影響が多くなってきます。
以前は、主に杉花粉がその対象でしたが、花粉症の患者が増加するにつれ、この季節に悪化する方が増え始めたように感じます。
そして、数年前からは、主に4月~5月にかけて黄砂の影響で症状が悪化すケースが増加し始めました。
さらに去年からはPM2.5が話題になっています。
まだ、問題が明らかになってから何年も経っていませんので、アトピー性皮膚炎に対する悪化の因果関係は明確ではありませんが、他の疾患への影響の記事を見ると、アトピー性皮膚炎に対しても、決して無関係とは言えないでしょう。
              
            
●PM2・5の影響濃厚 黄砂の日は救急搬送増加 脳梗塞3割増の結果も
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140312/bdy14031212420002-n1.htm
            
中国大陸から飛来する黄砂の濃度が高い日は病気による救急搬送の数が増えるとの研究結果を国立環境研究所(茨城県つくば市)の上田佳代主任研究員らがまとめたことが、分かった。「黄砂とともに飛んでくる大気汚染物質が影響している可能性がある」としている。大気汚染物質には微小粒子状物質「PM2・5」も含まれ、肺の奥深くまで入りやすいことからぜんそくや気管支炎、肺がんのリスクを高める懸念がある。

救急搬送の充実したデータが残る長崎市を調査。けがや妊婦を除き平成15~19年の3~5月の成人の搬送約9千件を分析。黄砂濃度が高い日は黄砂がない日に比べ搬送数は12%多く、心臓病と脳卒中の循環器疾患に限ると21%も増えた。

黄砂を含む大気の飛来ルートを解析した結果、大陸沿岸の工業地帯を2キロ未満の高度で通ってきた日の方が、上空を通ってきた日より搬送数が多い傾向があった。福岡県内の病院に入院した脳梗塞の患者を対象とした調査では、特定のタイプの脳梗塞は発症が約30%増えたとの結果も出た。

                          
記事では、黄砂とPM2.5を一緒にしたものとなっていますが、杉花粉症もそうですが、これらの浮遊物が「汚染」された状況にあることが大きな問題とされているようです。
記事中の脳梗塞や心臓病など循環器系への影響から考えると、皮膚への付着の影響ではなく、呼吸器などから体内に侵入して影響を与えているのかもしれませんが、血流に関する異常状態を引き起こしやすいのかもしれません。
そう考えると、アトピー性皮膚炎に対しては、直接的な影響よりも間接的な影響で考えた方が良いのかもしれませんが、ここ数年の状況からすると、少なくとも黄砂については、皮膚への付着から影響が見られるケースがありますので、注意が必要でしょう。

花粉をはじめ、こうした浮遊物質については、物理的な対策(マスクなど)が有効となることが多く、また同時に、ピークの時期は限定されることも多いようですから、一定期間、物理的な対策はしっかり行うようにして欲しいと思います。

また、帰宅時に室内持ち込まれることでの影響が見られることもありますから、疾患者本人だけでなく、同居する家族の方も、帰宅時に玄関の外で衣類をよくはたくようにするなどの注意を払うようにしましょう。

                
おまけ★★★★南のつぶやき

あとぴナビで、以前に行ったアンケート結果では、併発しているアレルギー疾患で最も多かったのは花粉症でした。
特に結膜炎の症状がでやすい方は、目の周りを中心にかゆみが広がることで顔の炎症が強くなることがあります。
洗浄とスキンケアはしっかり行うようにしましょう。