腹筋を鍛えるとアトピーが治る?(2)

東です。

 

 

 

 

 

 

                   
今日は、昨日の続きです。
              
          
●腹筋を鍛えるとアトピーが治る!? (アトピー発症機序理論3)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140226/1055518/?P=1
       
                                                
■ホテルマンに学ぶ!? きれいなお辞儀の仕方=正しい体の折り曲げ方

では、下を向くときは一体どこで曲げれば、体に負担が少ないでしょうか? もう1度、体の骨格を見てゆきましょう。
首から腰までは積み木を重ねたような脊椎。頚椎~腰椎。その下に骨盤、そして股関節を挟んで、下肢の骨があります。折りたたみ式携帯電話の蝶番部分が、体では股関節に当たります。そうですね! 携帯電話を開け閉めするように、股関節を中心に体を曲げれば何の問題もないのです。
デパートのエレベーターガールやホテルマンのきれいなお辞儀を思い浮かべてください。横から見ると、背中が真っ直ぐで腰の部分は曲がっていません。このとき、体はどこで曲げていますか? そうです、股関節です。きれいなお辞儀の仕方は、実は体にとって最も自然な下の向き方だったのです。
この下の向き方は、立っているときだけでなく、座っているときも同様です。デスクワークや食事など、何度も下を向くとき、これに注意すると首や肩、腰がとても楽になります。

                                   
■武道の座礼から体本来の使い方を学ぶ

座ったままの下の向き方で、最も理想的な形は、武道の座礼です。正座の状態でお辞儀をする座礼は、手を太ももの股関節そばに当て、股関節から体を曲げ、背中はまっすぐというスタイル。イメージしやすいのはテレビドラマなどで見る「武士のお辞儀」でしょうか。このお辞儀の仕方は、身体機能的には自然に逆らわない、最も不要な力を使わない体本来の使い方です。
股関節近くに手を当てるとき、手は八の字に向きます。肩は前に出ることなく、胸は軽く広がります。そのため、空気が吸いやすく、深い呼吸がしやすい状態となります(猫背のとき、肩が前に出て、胸は縮まり、呼吸が浅くなります)。
両足は軽く開き、その隙間にお腹が挟まる感じで、上半身の重みを地球の重力に従って身を委ねるような気持ちでゆっくりと股関節から上体を倒してゆきます。このとき、お腹が軽くパーンと張っていることが感じられるでしょうか? 言い方を変えれば、胸からではなく、お腹から上体を倒す感じです。このときお腹に感じた力こそが「腹圧」であり、アトピーの患者さんや顔や体にしつこい湿疹を繰り返す方が背骨をまっすぐ保つために必要な力です。

                                         
■本当に必要な“腹筋”とは腹を膨らます力
姿勢が悪い人は、腰椎が真っ直ぐではありません。腰椎は前(お腹)側からの腹圧と、後ろ(背中)側からの力が等しくなったとき、まっすぐに保たれます。お腹の谷折り線がある人は、腹圧が弱く、お腹が折れ曲がり、背中が丸いという、いわゆる猫背です。
逆に猫背にならないよう背筋をピーンと張ろうとする「反り腰」(もしくは「出っ尻」)は、腹圧をかけずに背中を丸めないように腰を反ってしまうもの。一見、お尻が出て、セクシーに見えるのですが、お腹ではなく腰に力を入れているため、腰痛になりやすく、体に負担がかかります。
図を見ていただくと分かるように、正常な状態だと腹圧がかかり、腰が前に出過ぎないよう、背骨をまっすぐ保ちます。腹圧が足りないと反り腰になり、お腹や腰が前に出過ぎてしまうのです。腰を触ったとき、水がたまりそうなほどへこんでいる人は、痩せているなどの体型に関係なく、反り腰ということです(正常だとほぼ真っ直ぐです)。
腹筋というと「お腹を凹ます力」と思いがちですが、本当は内臓が潰れないように「お腹を膨らませる力」です。
空気で膨らんだ風船をイメージしてください。風船がパーンと張っているのは、中から広げる力が働いているからです。人間の体も同様に、内臓が潰れないようにお腹を膨らませる力が必要なのです。胸部は肋骨という骨で肺などの臓器が守られていますが、腹部には骨がありません。腹部は、腹筋が内臓を守っているのです。

                                
■腹筋不足→猫背や反り腰→肩甲骨付近や腰に負担→筋肉硬化→湿疹

本題からずれているように思えたかもしれませんが、ここで今回のテーマ、背中や腰のかゆみに話を戻しましょう。
猫背になると、お腹を潰し、腰が出っ張り、肩甲骨部位も丸く出っ張ってしまいます。そのため、それらの部分は本来の位置からずれているため、筋肉に負担がかかり、筋肉が硬くなるため、血流が悪くなり、出っ張っている腰や肩甲骨部位がカサカサしたり、湿疹ができたりします。
また反り腰の場合、腰に負担がかかるため、猫背とは反対に腰自体はへこんでいますが、やはり腰の筋肉が硬くなり、同じように湿疹ができます。
背中や腰に湿疹を繰り返す人は、まず自分の姿勢、体の使い方を見直してみてください。実は無理のかかる体の使い方をしているはずです。
             
             
姿勢が乱れていると感じた時、それを正すにはかなり意識することが必要でしょう。
また正した姿勢を維持させることは、力もいることがあるかもしれません。
しかし、それだけ「今の姿勢」に負荷が生じているのであれば、毎日、繰り返してそれを正す「行動」は必要になってくるでしょう。
記事では腹筋のことが書かれていますが、筋肉は血流にも大きく関係してくることが分かっています。
血流を良くする方法として、筋トレなどが効果的なのもそのためですが、記事にあるような姿勢が気になる方は、ぜひ試してみると良いかもしれませんね。

                         
おまけ★★★★東のつぶやき

今月のあとぴナビでは、記事の参考として過去のあとぴナビの記事から関連する記事をPLAY BACK記事として掲載しています。
その中に、筋トレの記事も出ていますので、ぜひご覧ください。

●電子版あとぴナビ3月号
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