乾燥対策の食事とは?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                
寒い時期、乾燥しやすいアトピー性皮膚炎の方にとっては、辛い時期です。
乾燥対策の基本は、適切なスキンケアが即効性が高いのですが、自分の体で行う「スキンケア」を考えていくことも大切です。
こうした乾燥対策のケアは、「食事」の中で行うこともできる、という記事がありましたので、紹介したいと思います。
               
              
●乾燥肌に効く必須脂肪酸の摂取法
http://news.livedoor.com/article/detail/8418829/
                
間違ったダイエットや偏食、欧米型の食生活を続けていると、食事や栄養面が原因となって乾燥肌になる場合があります。
今回は、不足すると乾燥肌の原因になりうる栄養素の中から、必須脂肪酸の中でも、特に現代では不足している人が多い「オメガ3系脂肪酸」について解説します。
             
■必須脂肪酸(特にオメガ3系脂肪酸)とは
             
私たちの細胞の「細胞膜」は脂質で組成されており、体内で合成できない「必須脂肪酸」が不足すると、お肌の細胞の生まれ変わりが正常に行われずターンオーバーが乱れます。
魚介類に多く含まれる必須脂肪酸(特にオメガ3系脂肪酸)は健康なお肌や身体をキープするために必須の栄養素。不足すると、お肌だけではなく全身に悪影響を及ぼします。
お肌についていうと、皮膚の水分保持力は、角質層の細胞間脂質が80%、NMF(天然保湿因子)が18%で、皮脂はたったの2%程度です。
細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)は、角質層のターンオーバーの過程で生成されるため、ターンオーバーが正常に行われないと、これらの成分の生成にも支障をきたしてしまいます。
また、必須脂肪酸は、お肌の水分保持力の80%を担う細胞間脂質の材料でもあるので、不足すると、お肌の水分保持力は低下してしまいます。
            
■日本人の魚の消費量減少が乾燥肌増加の一因?
             
オメガ3脂肪酸はサーモン、サバ、イワシなどの魚介類に多く含まれていますが、厚生労働省の『国民健康・栄養調査』によると、日本人の魚の消費量は急激に減少しています。
1995年には約97gだった1人当たりの1日の魚介類の摂取量は、2011年には72.6gになり、約25%減少していることになります。
必須脂肪酸には、オメガ3の他に、「オメガ6系脂肪酸」があります。これは、はコーン油、紅花油、大豆油、ゴマ油など、私たちが調理用に頻繁に使うオイル類に多く含まれており、揚げ物料理やマーガリン、ドレッシング、スナック菓子などによって、日々たくさんの量を摂取しています。
オメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸を摂取する割合は「3:1」が適正とされていますが、オメガ6系脂肪酸が広く浸透し、また魚離れが進む現代の日本では、オメガ6系脂肪酸が過多で、オメガ3脂肪酸が不足しがちです。
このオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸の割合が崩れ、オメガ6系脂肪酸が多くなると、お肌は乾燥肌になりやすくなります。
フライ類やファストフードをよく食べ、魚を食べる機会が少ないアメリカでは9:1程度までバランスが崩れており、オメガ3脂肪酸の不足によって乾燥肌(dry skin)になる人が多く存在すると言われています。
               
■オメガ3系脂肪酸を積極的に摂取しましょう!
              
伝統的な和食は、オメガ6とオメガ3の比率はほぼ3:1で、理想的なバランスでした。
ファストフードや揚げ物、スナック菓子などを控え、伝統的な和食、特に魚料理を食べるように意識するだけで、オメガ3系脂肪酸の不足はかなり解消できると考えられます。
魚介類が苦手な人は、サプリメントでオメガ3系の脂肪酸を補うという手もあります。
朝既に欧米では、オメガ3系脂肪酸のサプリメントの摂取は、動脈硬化やアレルギー対策の他、乾燥肌対策としてもかなり一般化しています。
しかし、栄養素は1種類だけではなく、たくさんの種類を同時に摂取することで効率的に働くので、できれば食事から摂取するのが理想的です。
ただし、寝る直前に食事を摂り、血糖値が上がっていると、寝ている間にお肌を回復させる成長ホルモンの分泌が低下してしまいます。
オメガ3系脂肪酸はシソ油(エゴマ油)や亜麻仁油(フラックスシードオイル)に多く含まれていますので、こういったオイルを上手く食生活に取り入れるのがおすすめです。

                      

                   
あとぴナビでは、アトピー性皮膚炎の方の基本は「和食」を心がけることをお勧めしていますが、記事にあるように、魚の消費量の低下とオメガ3の脂肪酸の摂取量の低下による影響は何かしらあるのかもしれません。
こうした食事による「対策」は、即効性はありませんが、「良い体つくり」は最終的に「良い状態」を体に生みますので、長い目で考え実行することは大切でしょう。
なぜなら、どこかで急に始めても、その効果が出るのには時間がかかりますから、早くからはじめて続けていくことは、とても大切なことだと言えます。

これは食事だけでなく、運動や入浴も同様です。
こうした「対策」による効果は、しっかり体に根付いてくれますから、根気よく続けていくことが大事です。
「毎日の生活」の中に、アトピーを克服する大きなヒントがあることを忘れないようにしましょう。

                             
おまけ★★★★博士のつぶやき

運動選手が、相応の運動機能を得るためには長い間の反復継続した訓練(練習)が必要じゃ。
アトピー性皮膚炎の方の「体の機能」を高めることも低めることも、毎日の生活の中で作られておるといっても過言ではない。
良い状態を「作っていく」ためには、こうした日々の生活のちょっとした「良い工夫」を大切にすることが必要じゃの。