仮設住宅ではアトピーの割合が多い?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                         
アトピー性皮膚炎の症状悪化と精神的なストレスの関係は、いろいろな研究でも明らかになっています。
こうした精神的なストレスは、目に見えない分、本人が自覚できずに受けているケースもあり、解消が難しい場合もあり、やっかいと言えるでしょう。

今回、東北大の調査で、アトピー性皮膚炎とストレスの関係の報告がありました。
             
              
●仮設の子、アトピー多く ストレス一因か 東北大調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140118-00000033-asahi-ent
              
東日本大震災で被災して仮設住宅で暮らす子どもは、アトピー性皮膚炎の割合がそれ以外に住む子どもに比べ1・74倍高く、メンタルケアが必要な割合も1・97倍高い。東北大が、そんな調査結果をまとめた。ストレスが一因とみており「仮設を早く出られるようにすることが必要」と指摘している。
東北大東北メディカル・メガバンク機構が昨夏、宮城県南部の公立小中学校の子ども約1万3千人を対象にアンケートし、32%から回答を得た。
その結果、仮設に住む子どもでは、アトピーの割合が32・3%、保健師らによるメンタルケアが必要な割合が25・8%に上り、仮設以外に住む子どもでの割合を大きく上回った。
            
            
全数調査ではありませんが、記事の最後に書かれている仮設住宅に住む子どもの約3人に1人がアトピー性皮膚炎というのは、文科省が行っている学校保健調査での約3%程度の数字と比較すると10倍近い数字となり、相当に多いと言えるでしょう。
もちろん、仮設住宅で住んでいる中でのストレスだけでなく、震災によるストレスも関係していることは考えられますが、いずれにしても、何らかの対策を考えることが必要な状況と言えます。

今回の記事は、仮設住宅で住んでいることのストレス、つまり仮設住宅から出られれば、そのストレスが解消されるのでは、となっていますが、私たちが通常、暮らしていく中では多かれ少なかれ、何らかのストレスは受けている状況と言えます。
少なくとも、現在、大きなストレスを抱えていて、アトピー性皮膚炎の症状も悪い方は、そのストレスを解消できる道を探ってみることは大切でしょう。

                                    

おまけ★★★★博士のつぶやき

こうした慢性的なストレスの多くは、解消しづらいものが多いのは確かじゃ。
解消しづらいからこそ、慢性的になっておるわけじゃからの。
難しい問題ではあるが、昨日、述べたように、悪化させておる「要因」となっておるのならば、その解消に向けた方策を探ることは大切と言えるじゃろうの。