入浴後のスキンケアは浴室内で・・・

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

                
さて、寒くなってきて、入浴後の乾燥が気になる方からのご相談が増えてきました。
これから冷え込む季節は、入浴で温まることが心地よく感じますが、入浴でしっかり温まれば温まるほど、入浴後にお肌が乾燥しやすい傾向が見られます。

通常、体温が上昇すると、汗をかいて、汗が蒸発する際の気化熱で体温を下げようとします。
また、汗がかかないぐらいの温まり方でも、皮膚の表面温度が外気よりも高く、さらに外気が乾燥している場合には、角質層の水分が蒸発しやすくなります。
こうして、冬場の入浴後は、お肌が乾燥しやすい状況になっているわけですが、アトピー性皮膚炎の方の場合、短時間での乾燥でも、かゆみを感じることがあります。

そこで、入浴後のスキンケア、特に冬場は、なるべく早く行うことが大切ですが、入浴後に手早く体を拭いて居室にてスキンケアを行うよりも、入浴後、浴室内でスキンケアを行う方が、乾燥の度合いが低く済みます。

ただし、浴室に窓がある場合、外気を入れている状況、あるいは換気扇を回している場合には、脱衣室と変わらぬ湿度に下がっていることがあるので、窓を閉める、換気扇を止める、そして少し浴室内に蒸気がこもっている状況でスキンケアを行うように注意しましょう。

また、入浴直後は、お肌には水分が残っている状態です。
そこで、浴室内で行うケアは、保水系のケアではなく、保湿系のケアを手早く行うと良いでしょう。
具体的には、まず表面の水分をバスタオルに軽く吸わせて、少し湿り気がある状態でオイル系、クリーム系で手早くケアを行います。
その後、拭き残した部分の水分をとって、衣服を身に付け、リビングや居室に戻ってから、再度、「保水」→「保湿」、場合によっては「保護」のケアをしっかり行います。
ある意味、二重のスキンケアを行うことになりますが、特に就寝前の場合には、これぐらいしっかりケアを行った方が、夜間のお肌の乾燥ケアの維持がしっかりできることになります。

入浴後の乾燥が気になる方は、浴室内でのケアを心がけてみましょう。

                          
おまけ★★★★博士のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方の「入浴」で、スキンケアに対してマイナスとなっておるのが、「高温での入浴」「石鹸やソープでの洗いすぎによる皮脂の取り去り」ということじゃ。
特に「高温での入浴」は、皮膚表面の通常温度を考えると、40度でも高いぐらいといえる。
ぬるい温度では「湯冷め」するように感じるかもしれんが、体内の深部温度から考えると、高い温度での入浴の方が「湯冷め」しやすいものじゃ。
入浴の際の温度には十分、注意して欲しいものじゃ。