夜更かしが免疫システムの悪影響

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                       
昨日は、南さんが、睡眠のことでブログを書いていましたが、夜更かしが免疫システムに悪影響を与える研究結果が海外の記事で出ていました。
            
           
●夜更かしは免疫システムにも悪影響
http://www.zaikei.co.jp/article/20131127/164954.html
              
あるAnonymous Coward 曰く、夜遅くまでの仕事やシフト勤務、時差ぼけが身体によくない理由がまた一つ見つかったそうだ。テキサス大学サウスウエスタン医学センターの研究チームが体内時計の狂いが免疫システムの狂いを生むことを明らかにしたという(ScienceNow)。

このチームは免疫細胞の発達に関わるタンパク質NFIL3とT細胞サブセットであるTh17細胞との関係を研究していたとのこと。Th17細胞は炎症状態を引き起こす細胞であり、通常レベルでは我々を細菌感染や真菌感染から守ってくれるが増えすぎると炎症系の疾患を引き起こしてしまう。研究ではNFIL3レベルを上げるとT細胞のTh17細胞への変化を防ぐことができると突き止めたとのことで、NFIL3がTh17細胞を制御していることが明らかになった。
さらに研究チームは体内時計に関連する遺伝子とNFIL3を発現するNfil3遺伝子が密に関わっていることも突き止めたとのこと。体内時計によってNFIL3が制御されることは即ちTh17細胞も体内時計によって制御されることを意味する。マウスを時差ぼけ状態においた実験においても、時差ぼけマウスの脾臓や腸のTh17細胞がそうでないマウスの2倍になることが確認されたという。
Th17細胞の暴走による炎症状態は心臓病やぜんそく、慢性痛や「~炎」と称される疾患の基となるといい、こういった疾患は体内時計が狂いがちな先進国に多いことも分かっている。体内時計と免疫システムの関係を探るには更なる研究が必要とのことだが、自然のリズムに沿って朝に起きて夜に寝ることが免疫システムを健やかに保つのに重要とのことである。
                    
                     
免疫機能を「高める」働き、そして「抑える」働きは、サイトカイン(主にインターロイキン)の影響を強く受けています。
また、アレルギーに関する免疫は、IL4などの働きにより、感染症に関する免疫が強くなると抑えられ、逆に感染症に関する免疫が弱くなると高まることも他の研究で分かっています。
今回の研究結果を踏まえると、夜更かしをすることで、こうした免疫機能のバランスに直接的な影響があるようですので、免疫機能が関わる疾患の場合、「睡眠のリズム」を考えていくことは重要だと言えるでしょう。

                    
おまけ★★★★博士のつぶやき

これから年末年始を迎えると、さまざまなイベントもあるじゃろうから、どうしても夜更かしする機会も多くなるじゃろう。
単発的な夜更かしは、その調整も容易じゃが、継続した夜更かしは、内分泌や自律神経への影響が軽微ではないときも多い。
特に、今、症状がでておる方は、睡眠のリズムは重視して考えて欲しいと思うの。