風邪の対策とアトピーの対策

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                   
昨日、博士が書いていましたが、今年は寒くなるのが早い傾向にあるようです。
また、冬の寒さ自体も厳しくなる見込みのようですが、寒くなって流行してくるのが「風邪」です。
風邪に対する対策の記事がWebに出ていましたが、アトピーの予防にもつながる内容でしたので紹介したいと思います。
              
                 
●「風邪」をひく理由とその症状 早めに治す4つのポイント
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131108-00000014-pseven-life
                
気温が急に下がり、夏の疲れも抜けきっていない今の時期、風邪をひく人が急増している。風邪ウイルスが活発になるとともに、年末に向けて忙しさもピークに。ダウンなどしていられないから、「ひいたかな?」と思ったら、早めの対策が肝心だ。
では、具体的に風邪とは一体なんなのか。東京慈恵会医科大学准教授 医学博士の浦島充佳さんはこう語る。
         
「風邪は、病原体が鼻や口から侵入して感染し、症状を起こす感染症の総称です。病原体、特にその8割を占めるウイルスは、冬に多いもの(ライノウイルス、コロナウイルス、RSウイルス、アデノウイルス)以外にも数百種類はあります。そのため体に抗体ができず、1シーズン中に何度もかかったり、症状や経過がその時々で違うのです。
風邪をひく場合、ほとんどが感染者のくしゃみなどからうつる飛沫感染。急に寒くなる今の時期は、ウイルスが活性化しやすく、体力も落ちているため、学校や職場、交通機関などを中心に感染が広がります」
健康体なら病原体が侵入しても自力で排除できるが、体力が落ちていると感染。くしゃみやのどの痛み、発熱などの症状が表れる。
「多くの場合は感染から2~3日で治りますが、免疫力が落ちていると長引いたり、気管支炎や肺炎に至ることも。いずれにしても症状が出たときにはすでに感染し、ウイルスは増殖を始めています」(浦島さん)

風邪をひきやすいのは、睡眠不足や疲労、ストレス、栄養が偏った状態など。さらに、

「風邪をひくと胃腸の働きが悪くなり、普段と同じように食べても充分に消化吸収できないことがあります。また熱が出ると、エネルギーや水分を多く消耗します。風邪対策に必要な栄養素を意識して摂りながら、やわらかく煮るなど、消化をしやすくする工夫も必要です」(管理栄養士の篠原絵里佳さん)
         
「現在、処方薬や市販薬で風邪のウイルス自体を死滅させるものはなく、症状を抑えるのが主な働きです。それを理解して上手に使いながら、積極的に睡眠と栄養を。また繊毛の働きをよくし、粘膜を保護するために、水分もたっぷり摂りましょう」(浦島さん)

そして、早めに治すための4つのポイントは「睡眠」「栄養」「水分」「保温」だ。睡眠は体の疲れを回復し、免疫力を維持するのに不可欠。夜の睡眠はもちろん、日中の隙間時間を利用した短時間の“昼寝”も有効。
栄養については、ご飯などの糖質、脂肪を除いた肉・魚、卵、大豆製品などのたんぱく質、緑黄色野菜や果物に多いビタミンA・C・Eをバランスよく摂取した方がいい。水分に関しては、水、茶などのほか、スープなどの食事からもこまめに。また水分を摂ることで、侵入したウイルスを流して感染防止になることも。
最後の「保湿」だが、冷えも免疫力低下の一因。就寝や外出時はしっかり防寒を。また、ねぎやしょうがなどを摂ると、体が温まり免疫細胞の働きが活発に。
              
                
記事は、風邪に対するものですが、風邪に対する対策は、「免疫機能を高める生活」にあることが書かれているのが、わかりますでしょうか?
風邪に感染する=風邪の発病ではありません。
風邪に感染しても、発病することなく終わるケースがほとんどで、発病しないようにしてくれているのが体の免疫力です。
逆に考えると、体の免疫力が落ちた状態で感染すると、風邪の細菌やウィルスに対応することが十分にできず、その増殖を妨げることができずに発病してしまう、ということになります。
アトピー性皮膚炎も、本来は、免疫機能が高すぎるから症状が現れているのではなく、誰しもが持っているアレルギーの免疫機能を「抑える力が弱い」からこそ、アレルギー反応が現れてきます。
つまり、広義に見れば、アトピー性皮膚炎も免疫力が低いからこそ現れてくる疾患と考えても良いでしょう。
そうすると、必要になるのは免疫力を「高める」ことになりますから、今回の記事にあるような「生活習慣」を身につけることが、アトピー性皮膚炎の予防、あるいはアトピー性皮膚炎の症状を自らの力でコントロールするために必要になってくる要因と言えるでしょう。

あとぴナビでは、アトピー性皮膚炎に対して、「生活習慣の改善」「生活環境の改善」が最も大切であることを述べていますが、その理由は、アトピー性皮膚炎も結局のところ、「自らの体が作り出している疾患」であるからこそ「自らの体で治すことができる疾患」と言えるからです。
もう少し突っ込んで表現するならば、「自らの体の力でしか治すことができない疾患」とも言えます。
もっとも、ヒトが罹る疾病のほとんどは自らの治癒力が働かない限り、治癒することはできませんが、そうした治癒力をいかに上げるか、あるいはいかに下げないか、ということが、毎日の生活の積み重ねの中にヒントがあることを忘れないようにしましょう。

                       
おまけ★★★★博士のつぶやき

今日、東君が書いておったことは、実に大切なことじゃ。
アトピー性皮膚炎を考えた時、どうしてもその治療の方向性は「皮膚に対するもの」が中心となるじゃろう。じゃが、皮膚に現れた症状、つまりかゆみや炎症は、本来「結果」に過ぎず、結果を生んだ原因は、必ずしも皮膚のみにあるわけではない。
もちろん、皮膚に対するケアは大切じゃが、本当の意味でアトピー性皮膚炎を治していくことを考えるならば、今回の記事にあるような睡眠、食事、そして運動やストレスの解消といった毎日の生活の積み重ねを「良いもの」に変えていくことは大切と言えるじゃろうの。