季節的な要因よりも・・・

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

                 
お子さまのアトピー性皮膚炎の場合、汗のたまりやすい部位に、ジュクジュクとした炎症が見られることはよくあるようです。
今日は、肘の内側のジュクジュクした炎症のご相談をいただきましたので、紹介したいと思います。

                             
●Uさんからのメール

南さん、こんにちは。
最近の子どもの状況ですが、肘の内側がジュクジュクして、曲げた時に痛みもあるようで、少し辛くなっています。
今は、スキンオイルΩがしみずに使えているので、朝と夜寝る前に塗っていますが、これで良いのでしょうか?
汗をかきやすい子なので、肘の汗が悪さしているようにも感じていますが、乾燥させるような何か対策もした方がよいですか?

                                           

Uさんのお子さまの場合、お送りいただいた写真を見ると、赤みが強くなっていることもあり、確かに汗がかぶれとなっている部分があるよに思いました。
本来、こうした症状は、夏場に多くみられるのですが、いったん何かをきっかけにお肌の症状が悪化すると、そこから回復するまでに悪化要因が重なることで、長引くケースはあります。
今回のUさんの場合は、お話をお聞きすると運動会の日から悪くなった、ということだったので、お子さま自身が汗をかきやすい、ということもあり、運動会でお肌にかゆみが現れた時、掻き壊した部分に汗がかぶれを引き起こして悪化要因になったことも考えられました。

こうした症状の場合、まず考えなければならないのは、炎症部位の「保護」です。
かき壊しだけでなくジュクジュクした炎症があるということは、その部位での炎症反応は弱くはないと考えられますので、お肌自身が回復できるためにバリア機能を高めてあげることが大切になります。

そこでUさんには、肘の部分に塗るオイルとして、スキンオイルΩではなく、ジュクジュクした炎症に良いピュアサージオイルをお勧めして、さらにチュビファースト(筒状の包帯)を使ってもらいました。
今の季節、保水も必要ですが、Uさんのお子さまの場合、汗がかきやすいこともありましたので、保湿、保護を重点的にケアできるように考えました。
そうしたところ、4日ほどで、ジュクジュクした炎症はなくなり、かゆみはあるものの、掻き壊しそのものの大きく減りました。

ただ、汗をかきやすいことから、汗疹などによる悪化がこのあと繰り返すこともあるため、今しばらくは、ジェル系アイテムとチュビファーストでのケアを続けていただいています。
本当はオイル系アイテムでも良いのですが、お肌の回復状況を写真で確認したところ、ジュクジュクした炎症がひいた段階では、特に乾燥が見られたわけではなかったので、保水(ジェル)+保護(チュビファースト)でお勧めしました。

季節的な要因から、これからの季節、乾燥の対策は強めに考えることは大切ですが、お肌の状況によっては、他の対策を優先させることが必要なこともあります。
自分に合った「スキンケア」を考えるようにしましょう。

                             
おまけ★★★★南のつぶやき

アトピー性皮膚炎の方のお肌の状況は、悪化する場合も、良くなってくる場合も、その過程の中でいろいろと変化していきます。
Uさんの場合も、悪かった場合のケアと、良くなってきた段階のケアは変化しましたが、同じスキンケアにならないような注意が必要なこともあることを忘れないようにしましょうね。