「見えない」アレルゲン?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                 
アトピー性皮膚炎の方は、何らかのアレルゲンの影響により、痒みを生じることは多くあります。
食べ物であったり、ハウスダストなど生活環境内のものであったり、さまざまですが、目に見えない気づきにくいアレルゲンもあります。
                
                
●気づかないうちに触れている? 家庭にある意外なアレルギー源とは?
http://www.asahi.com/and_M/living/suumo/TKY201309110280.html
               
先日、猫に対するアレルギー反応がどのようにして誘発されるのかを解明したという論文が、米専門誌『ジャーナル・オブ・イミュノロジー』で発表された。発表によると、猫のタンパク質がバクテリアの一種と接触し、それにより人間にアレルギー反応を起こす可能性があるという。
             
猫アレルギーだけでなく、世の中にはさまざまなアレルギー物質が潜んでいる。今回はその中でも家に潜む意外なアレルギー物質についてご紹介したい。お話を伺ったのは、アレルギー疾患・呼吸器疾患に力を入れている『あざみ野 おさかべクリニック』の刑部院長。
そもそも、アレルギーとはどのようにして起こるのでしょうか?
「人間の体は、鼻、目、皮膚、気管支などから、体に入ってくる異物(抗原)に対して、抗体をつくって中和するという機能があります。アレルギー体質の人は、この機能に異常をきたし、過剰に反応しているのです」
では、次に家庭のアレルギー源には、どのようなものがあるのでしょうか。
「一般家庭では、ダニやハウスダストがよく知られていますが、ほかにもさまざまなものがあります。例えば、変わったところでは“蛾”もアレルギーの原因になります。穀物や菓子など、乾燥した食品に発生する5mmくらいの大きさのもので“メイガ”と呼ばれています。夜行性のため、昼間は見ても気づきません。他にも、衣服につく“イガ”という蛾もいます。食品は気密性を高めて密封したり、衣類には虫除けを入れることで、防ぐことができます」
なるほど、蛾がアレルギーの原因になるとは驚きだ。そのほかにもこんなものも…。
「ゴキブリなどのフンや死骸、通ったあとの粉などもアレルギーを起こすことがあります。布団や毛布はこまめに干し、じゅうたんはやめてフローリングにするのも有効です。また、観葉植物にはホコリやダニがつきますから、葉をこまめに拭くのがよいでしょう」
やはり部屋を清潔にすることがまずは重要なようだ。
刑部院長によると、良かれと思って利用しているアロマディフューザーや線香の煙が、気管支ぜんそくを悪化させるケースもあるので、息苦しさを感じたら使用をやめたほうが良さそうだ。ほかにも「うさぎやフェレットなどを家の中で飼う人は、寝室に入れないようにしたほうがいい」とのコメントもいただいた。
アレルギー反応は場合によっては重篤な症状に陥ることもある。家の中でアレルギー反応を感じたら、専門の医師の診断を受けて適切な治療をするとともに、アレルギー検査で原因の特定をしてみると良いだろう。
                 
                
アトピー性皮膚炎の症状を抱えている方が、病院でアレルゲンの検査を行う場合、基本的には保険適用範囲内の検査になります。
アレルゲンは、個々に抗原検査が必要ですが、記事にあるような特殊なアレルゲンの検査は保険適用外になることが多く、また、全ての物質に対するアレルゲン検査が行われることはありませんから、こうした「気づきにくい」アレルゲンが関わっていると、どうしても「アレルゲン」の除去が難しいのが現実でしょう。

こうした生活内の「特別なアレルゲン」を察知することは難しいのですが、例えば、環境を変えると症状が治まるような場合は、考えた方が良いかもしれません。
「旅行に行くと症状が軽くなる」「親戚の家にいくと痒みがでてくる」などの場合、特定の気づきにくいアレルゲンが関与している可能性はあるでしょう。

記事にあるように、身の回りのアレルゲンであれば、掃除などに気をつけることで、ある程度は防ぐことも可能でしょうが、以前、記事を紹介した「ラテックス・フルーツ症候群」のように、痒み以外のアレルギー反応を示すようなものもあり(メロンを食べると、喉が痛くなる、など)、なかなか症状が引かない場合には、こうした「特別なアレルゲン」を考えてみるのも必要なのかもしれません。

                                  
おまけ★★★★博士のつぶやき

本当なら、「アレルゲンに反応しない体づくり」を考えることが大切であり、そして基本なのじゃが、アレルゲン自体が、免疫反応を強く引き起こす場合には、「除去」を優先して考えることが必要なこともある。
こうした「特別なアレルゲン」は気づきにくい分、やっかいといえるが、こうしたこともあり得ることは情報として知っといた方が良いじゃろうの。