夏のお風呂の心得とは?

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                    
昨日は小田さんが、夏の湯治をテーマにブログをかいていましたが、関連する記事が、少し前に日経新聞の記事で出ていましたので、紹介したいと思います。
                     
             
●日経新聞  2013.7.28
夏の風呂 安全の心得
熱い湯は体に負担・十分に水分補給
                
蒸し暑い夏にひと風呂浴びればさっぱりする。シャワーより湯船につかった方がリラックスできるという人も多いだろう。ただ、日本人が好む熱めの湯に長くつかると、体への負担も増す。入浴する際のコツを知ることが大切だ。
東京都内に住む70代のA子さんの夏の夜の楽しみは、熱い湯につかってリフレッシュすること。入浴時間は約20分と決めている。ある日、浴槽から立ち上がろうとした際、頭がクラクラし、慌てて出ようとしても思うように力が入らなかった。浴室内のボタンを押して同居する家族を呼び事なきを得たが、危うく溺れるところだった。
                
溺れ死亡年1.4万人
                    
日本人は風呂好きで知られるが、その分、浴槽内で溺れる事故も多い。東京都の推計では、入浴中に溺れて亡くなる人は全国で年間1万4000人に上る。入浴時の事故では、寒い冬に心筋梗塞や脳卒中などが起こるケースがよく知られているが、夏場にも危険が隠れている。
事故が起こる理由の一つとされるのが、熱い湯に長くつかることだ。東京ガス都市生活研究所が首都圏の男女約1200人を対象に2011年に実施した調査によると、約45%が夏場でもセ氏40度以上の湯につかると答えた。42度以上との回答も全体の8.3%あった。熱い湯に肩までつかるのを好む人も多かった。
この入浴法に対し、救急医学が専門の昭和大学病院の有賀徹病院長は「血管や脳、心臓に大きな負担がかかってしまう」と指摘する。高齢者だけでなく、中年以下でも体調が悪かったり持病があったりする場合は注意が必要だと強調する。
熱い湯につかると、体温を調整しようと皮膚の毛細血管が広がる。全身の血行がよくなる半面、血圧が下がり脳に届く血液が減る。この状態で立ち上がると、脳に血液を送ろうと血圧が急に上がるケースがあるという。
別の問題もある。浴室内での熱中症だ。「もともと入浴中は全身の温度が上昇している軽い熱中症状態ともいえる」(有賀院長)。入浴中は体温緒節のため汗が出るので、体内の水分量が減りがちだ。しかも、最近の浴室は気密性が高く熱が逃げにくい。入浴そのものが熱中症を引き起こしやすい環境にあるといえる。
また11年の東京電力福島第1原子力発電所の事故以降、節電が叫ばれ、エアコンによる部屋の「冷やしすぎ」は減ったが、それでも人によっては寒さを感じる。そんな環境に長くいると、自律神経の調節機能が低下し、うまく体温調節ができなくなる例がある。
            
冷房で発汗力弱く
                
発汗のメカニズムに詳しい椙山女学園大学の菅屋潤壹教授は「冷房の利いた室内に長くいると、年齢や性別にかかわらず汗を出す汗腺の働きが弱まってしまう恐れがある」と話す。こうしたケースでは、入浴時に熱中症や脱水症状になる危険性が増すという。
では、どんな点に気をつけて入浴すればよいのか。38度以下のぬるめの湯に10~15分つかるのがお勧めだと専門家は指摘する。副交感神経などの働きでリラックスできる。
特に、みぞおちあたりまでつかる半身浴で20~30分入るのが効果的だという。東京ガス都市生活研究所の藤村寛子主任研究員は「肩までつかる全身浴と比べ、体への負担が少ない」と話す。熱めの湯が好きな人は、さっとつかる程度にしよう。
ぬるめの湯で半身浴を実践すれば、体温調節機能の向上にもつながる。健康な人は体温上昇に合わせて汗も少しずつ出るが、高齢になると、汗をかく機能が衰えてしまう。
そこで体を暑さに少しずつ順応させれば、上手に汗をかけるようになる。「暑熱順化」と呼ぶ方法で、「皮膚の血流量が増えやすく、汗をかいて効率よく体温を下げられるようになる」(菅屋教授)。発汗機能を高めるためにはウォーキングなどの軽い運動が有効だが、ぬるめの湯につかり汗を出すことでもある程度の効果が見込めるという。
入浴時の注意点も忘れないようにしよう。最も大切なのが水分補給だ。藤村主任研究員は「入浴の前後に水分をとれば、脱水症状などリスクを下げられる」と訴える。また、浴槽から出る際はすぐに立ち上がらないようにする。
もし意識が薄れるなど危ないと思ったら「すぐに浴槽の栓を抜いて水を抜く。立ちくらみが出たらしゃがむ」(有賀院長)。こうすれば事故予防につながる。食後にすぐ風呂に入ると血圧が変化しやすいので、なるべく避ける。
正しい入浴法を心がけて心身を癒やし、夏を乗り切る力にしよう。
                    
                      
身体の「機能」を考えると、夏場でも「湯治」を行うことは大切な要因の一つと言えます。
ただ、外的な環境要因が異なるため、他の季節と同様の「湯治」を行うことは、体への影響も異なって現れることがあることは、忘れないようにした方が良いでしょう。

記事中にあるように、水分の補給、半身浴など、ちょっとした工夫を忘れないように気をつけていきましょう。

                                      
おまけ★★★★博士のつぶやき

先日、東京では一日の最低気温が「30度」を下回ることがなかった。
気象庁によれば、観測史上「初」の出来事だったようじゃが、今年は、とにかく暑さは尋常ではないと言えよう。
こうした周りの状況に合わせて、「行動」を変えていくことは、入浴だけでなく、その他の生活面でも大切と言える。
例えば、スキンケアなども、今の時期は「冬場」と同じケアを行っているのでは、かえってお肌にマイナス点を生じることもある。
「環境」を考えて行動することは大切じゃの。