夏の湯治の仕方とは?

九州HRCの小田です。

 

 

 

 

 

 

                 

今年は猛暑、というより「酷暑」「激暑」が続き、本当に暑さが厳しいですね。
こちら九州ホスメックのある福岡は7/8に梅雨明けしてからほぼ毎日のように35度を超える猛暑日となり、本当にうんざりする気温が続いています。
このような暑い日の湯治の仕方についてよくご質問をいただきますので、要点をまとめてみました。
 
湯治というのは「温めるもの」と考えている方が非常に多いのですが、それは常に正しいとは限りません。
この暑い猛暑の時期に温める湯治をすれば、当然、熱疲労で体力を落とし、バテます。
バテれば、体力の回復に治癒力は力を使いますので、アトピー回復の妨げとなります。
「湯治」というのは、気温や体調によって変化する体温分布を考慮し、正しい体温分布に戻すことで自然治癒力を引き上げてあげることが正しいやり方となります。

通常、体温は、へそを境にして上半身と下半身に分け、1~2度は下半身の方が体温が低くなります。
夏の場合は、臓器という熱源が上半身にありますので、上半身の体温が上がり、体温分布が悪くなります。
一方、冬の場合は下半身の血流が悪くなるため、体温をうまく伝えることができず、下半身の体温が下がり、体温分布が悪くなります。

夏と冬では真逆のことが起きているのです。ですから、湯治の仕方も変わります。
夏の場合は、上半身の体温が上がり、上半身と下半身の体温差が大きく開きますので、上半身の熱を取る湯治が必要となります。
冬の場合は、下半身の体温が下がり、上半身と下半身の体温差が大きく開きますので、下半身に熱を与える湯治が必要となります。

真逆というのが、よくお分かりいただけるかと思います。

なので、この暑い猛暑のときの湯治の仕方は熱を取る湯治、つまり昔ながらの「行水」がお勧めです。
34~36度の湯温で全身浴から初めて、下半身浴に移行する。全身浴をメインにしたいのですが、静水圧の問題で負担がかかりますから、全身浴をやや多めの交代浴をぜひ試されてください。
しかも、暑い時間帯(13時~16時)に行うとより効果的です。
暑い夏に、暑い時間帯に涼む湯治を行う、これこそが、夏の湯治の仕方といえるかもしれませんね。

                                 
おまけ★★★★大田のつぶやき

夏の時期、温泉で「行水」をして状態が良くなった、という例は良く聞きます。
先日も、お子さまで、ベランダにベビーバスを持って行って、箱根の源泉の2リットルを入れて、午後に即席プールで遊んでいたら、肘の内側や膝の裏側のジュクジュクが良くなって、肌の弾力も増えたような気がします、という報告をいただきました。
暑い時期には暑い時期なりの入浴をすることは大切ですね。