市販薬や化粧品の成分に注意を

東です。

 

 

 

 

 

 

 

                      
さて、ちょっとした症状だけど、あまり重篤でなく医者にいく時間も・・・といった場合、市販薬ですます方も多いのではないでしょうか?
一般的には、市販薬の場合、使用する方の自己判断になるため、その効果は穏やかで、同時に効果が弱い=副作用も出にくい、ということがあります。
しかし、かといって、市販薬でも副作用がみられることはあります。

                                    

●鎮痛剤で大やけどの症状に!? 市販薬の怖い副作用
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130726-00002566-davinci-ent

「商談の日なのに高熱が」「試験があるのに歯が痛い」……大事なときに限って風邪を引いたり、痛みに襲われたりした経験を、多くの人がもっているのではないだろうか。そんなときに重宝するのが、市販薬。薬局にはじつにさまざまな市販薬がそろっており、「厳しいチェックを受けた末に発売されているのだから安全なはず」と思いがちだ。しかし、必ずしも安全・安心とは限らない。場合によっては重篤な副作用が起こることもあるのだ。

先月発売された『警告! 身近な薬の副作用 まさかの事態になる前に』(望月眞弓:監修、武政文彦/小学館)は、こうした市販薬の副作用と、その防ぎ方を紹介した本。本書のなかから、気になる市販薬の副作用を取り上げてみよう。

まず、頭痛や歯痛のときなどによく飲まれる解熱鎮痛剤。この副作用として起こりうると言われているのが、高熱とともに皮膚や粘膜、目などに発疹や水疱があらわれる皮膚病「スティーブンス・ジョンソン症候群」(別名・皮膚粘膜眼症候群)だ。この症候群が重症化すると「中毒性表皮壊死融解症(TEN)」という、“全身が大やけどを負ったように皮膚のただれや皮膚のはがれが見られる”症状に進行すると考えられているそう。このスティーブンス・ジョンソン症候群もTENも、まだはっきりとした原因はわかっていないものの、一種の免疫・アレルギー反応から起こると見られている。そのアレルギー反応を引き起こす原因として疑われているひとつに薬剤があり、そのなかには抗生物質、解熱鎮痛剤、抗てんかん薬、総合感冒薬、痛風の薬などがあるそう。この副作用は「めったに起こらない」ということだが、万が一、薬を飲んだ後に38度以上の高熱が出たり、目の充血、まぶたの腫れ、皮膚の広い範囲が赤くなる、排尿時や排便時に痛むなどといった症状が出た場合は、注意が必要である。

また、「医薬品でも漢方なら安心」と考えている人もいるかもしれないが、漢方の胃腸薬の副作用で“手足のだるさ、しびれ、こわばり、からだのだるさ”などが起こる「偽アルドステロン症」になったというケースもある。これは主に「漢方エキス製剤のおよそ7割に配合されている成分」である甘草の過剰服用で起こるとのこと。甘草の主成分グリチルリチンは漢方薬以外にも多くの医薬品に含まれているだけでなく、医薬部外品ののど飴やチューインガムなどのお菓子や食品の甘味料としても使用されているというので、普段から摂り過ぎないよう表示の確認にも気を配ることが大事だ。

こうした重篤な副作用ではないが、知っておきたい副作用はまだまだある。たとえば、花粉の季節にお世話になるスプレー式の点鼻薬。鼻づまりが解消され、気をよくして長期間にわたり1日に何回も使っていると、鼻づまりが重症化することも。これは点鼻薬の使いすぎで鼻の粘膜が厚くなり、鼻づまりがひどくなることがあるためだ。

さらに、女性に常用する人も多い便秘薬も、最初ほど効き目を感じられなくなって一気に何錠も服用する人がいるが、これも要注意。副作用で猛烈な腹痛と吐き気におそわれる恐れがあるのだ。というのも、市販の便秘薬のなかでもっとも多く使用されているというのが、刺激性下剤。服用する量が多すぎると、大腸を刺激しすぎて「腹痛となってあらわれることがある」というのだ。こうした服用量が増える悪循環に陥らないためには、刺激性下剤ではなく「便をやわらかくして便通をよくする」塩類下剤に代えるのもひとつの手だという。

大切なのは、市販薬を使用・服用するときには、面倒くさがらずに添付されている説明書をよく読むこと。そして「効能だけでなく、注意すべき副作用を知って」おくこと。市販薬に頼ることが多い人は、本書で副作用への対処法を勉強しておくといいだろう。

                                                     

アトピー性皮膚炎の方が注意したいのは、記事中にある「グリチルリチン酸」でしょう。
これまでブログで何度か書かれていますが、記事にある「疑似アルドステロン症」とは、副腎皮質ホルモンの一つ、塩類代謝ホルモンが過剰に産生される疾患「アルドステロン症」に似た症状が現れる、ということです。
これは、グリチルリチン酸の構造式が、塩類代謝ホルモンに似ているためですが、漢方薬だけでなく、一般の化粧品(特に、アトピー性皮膚炎の方にお勧め、とされているものには配合されていることが多い)、そしてシャンプー、リンスなどに配合されていることもありますから、アトピー性皮膚炎の方は、お薬だけでなく、化粧品などにも十分に注意が必要でしょう。

記事では、添付の説明書を良く読むように、と最後の方に書かれていますが、アトピー性皮膚炎の方は、使用されている化粧品やシャンプー、リンスは、全成分表記を読んで、確認することも大切でしょう

                                         

おまけ★★★★大田のつぶやき

グリチルリチン酸は、高分子の成分のため、健常な肌においては、吸収されることはあまりないと言われています。
したがって、ダメージが少ない部位の場合は、あまり気にしなくても良いかもしれませんが、掻き傷がある肌の場合には注意が必要です。
また、吸収されなかった場合には、当然ですが、本来グリチルリチン酸が持つ、「効果」も十分に得ることはできません。
免疫抑制作用により炎症を抑えることは、痒みに対応できても、アトピー性皮膚炎という病気そのものには、リスクもあることを忘れないようにしましょう。