熱中症対策に常温のドリンク?

東です。

 

 

 

 

 

 

              
ここ二日間、博士が夏の対策を書いていますが、関連するような記事があったので紹介したいと思います。
                       
                            
●熱中症対策に「常温ドリンク」が適している理由〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130717-00000003-sasahi-hlth
                       
梅雨明けから猛暑が続き、熱中症への注意が必要だ。熱中症対策には水分を十分に補給することがまず大事だが、「高齢者や病気を持っている人は、冷たい飲料を飲むのは逆効果になる場合がある」という。むしろ、「常温飲料がおすすめ」と話すのは日本薬科大学学長で百済(ひゃくさい)診療所院長の丁宗鐵(ていむねてつ)氏だ。
 
「熱中症になった人に話を聞くと、『水分をとっていた』という人が結構います。ただ、お年寄りや体の弱い人は、氷水のような冷たいものだと量を飲めないので、十分な水分補給になっていなかったのです」
 
消化器官は約37度を下回るとうまく機能しないといわれる。冷えた水などを飲んで胃が冷えると、温度を戻そうと体内の血液や水分が急速に胃の周辺に集まる。もともと猛暑で体は脱水症状ぎみ。それなのに水分や血液が一部の器官に集中することで、さらに脱水症状が進むという。そのうえ脳や心臓、腎臓などで血液が足りなくなるので、高齢者や、動脈硬化などの基礎疾患がある人の場合だと、最悪、死につながることもあるというのだ。
 
「水分を吸収すること自体、体に負荷を与えます。若くて元気な人は冷たいものを飲んでもかまいませんが、高齢者などにとっては15~20度、ちょうど井戸水くらいが適正な温度です」(丁氏)
 
外は連日の猛暑だが、一歩屋内に入るとエアコンが利いている。そして、外に出て冷たい飲み物を飲む。こうして暑さと冷えを繰り返すことによって、自律神経が変調をきたし、夏バテにもつながると丁氏は指摘するのだ。「冷房は仕方がありませんが、体の中は冷やさないことが重要なのです」(同)。
 
コンビニ業界でも、「飲料は冷えているもの」という常識を覆して常温飲料を販売したところ、静かなヒット商品になっているという。山崎製パンが運営するデイリーヤマザキは7月1日、全国約1600店舗のうち約600店舗で常温のお茶と水を販売するコーナーを設けた。
 
「ある大手飲料メーカーのアンケートによると、『常温飲料を買いたい』という消費者が4割以上いました。3月から4店舗で実験的に販売したところ、常温の飲料に需要があることがわかりました」(同社デイリーヤマザキ事業統括本部)
                   
                        
夏に、暑いからと言って、冷たいものばかり食べて「お腹をこわした」経験のある方は、多いのではないでしょうか?
記事にあるように、体の中を冷やすことは、体にとって負荷につながります。
以前、体の熱はどのように伝えられるのかをブログで書きましたが、体の深部で作られた熱は、主に血液などを通して体のいろいろな末梢部位に伝えられます。
しかし、最初から深部が冷えている状態では、熱を上手く伝えることも難しくなります。
夏場の「冷え」は、エアコンを強く使用する職場などで多くみられる問題ですが、こうした「冷たいものを摂取」することによる体への負荷は、その負荷が大きくない分、気づきにくく、継続しやすいため、実際に体に影響が出始めると、その後の回復に意外と時間を要するようになります。

冷たいものは、確かに「心地良い」ものではありますが、皮膚にダメージを抱えているアトピー性皮膚炎の方の場合、「体調を悪化させる」ことは免疫機能への影響から、アトピー性皮膚炎に対しても、悪化要因につながることがありますので、注意するようにしましょう。

                     
おまけ★★★★大田のつぶやき

先日も、会員の方の相談で、朝昼晩と冷たい麺類を食べて、途中でアイスを一日に数本食べ続けていたら、お腹をこわして、そこからアトピー性皮膚炎の調子が良くなく、どうすればよいでしょうか?、というご相談がありました。
体調の悪化は、外的な環境(今だと暑さ)が良くない状況下においては、体の各機能が関わるような疾患(アトピー性皮膚炎など)に対して、大きな悪化要因になります。
そして、いったん落とした体調は、かなりの時間をかけて少しずつ戻していくしかありませんので、こうした「体調の悪化」を招く要因は極力減らしていくように心がけて欲しいと思います。