乳幼児と水虫?

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                               
梅雨の時期、一般の方にも「水虫」が気になっている方はおられると思います。
水虫は「白癬菌」というカビが原因ですが、大人だけではなく乳幼児にも最近は増えてきているという記事がありました。
                          
                               
●乳幼児が感染する場合も 水虫予防のポイントは?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130620-00010002-benesseks-life
                     
暖かい季節になると、人や動物だけではなく水虫(カビ)の活動も活発になる。水虫は、大人がかかる病気だと思われがちだが、子どもにも感染し、疾患に悩まされることも多い。日本医真菌学会理事長で御茶ノ水真菌アレルギー研究所・所長の比留間政太郎氏に水虫について教えてもらった。
                          
■高温多湿の時季や環境は特に注意
                               
「水虫」とは、「白癬(はくせん)菌」というカビの一種に感染したことによって起こる感染症のこと。水虫になると、痒(かゆ)みや皮膚のただれなどの症状が現れますが、これは体が菌を排除しようと反応したことによって起こる症状です。また「白癬菌」は、人の角質(アカ)や毛、爪などにあるケラチンというたんぱく質を食べて生きています。ですから、足だけでなく手や頭部、お腹など体の至る所に感染する可能性があります。
                             
この「白癬菌」は、人に寄生して人から人へと感染する「ヒト好性菌」を始め、30種以上も存在します。高温多湿を好む菌で、気温15度以上、湿度70%以上になると増殖が活発になりますので、梅雨時や靴の中など、高温多湿の時季や環境は特に注意が必要です。
                            
水虫になる場合、自宅や学校などで、「ヒト好性菌」に感染した人が落とす菌の入ったアカが、皮膚に付着して感染することがほとんどです。また、菌が寄生しているペットとのキスなど、スキンシップを通して感染したり、土いじりなど屋外活動で土壌に触れることによって菌に感染したりといったケースもあります。
                           
■乳幼児が感染する場合も
                            
活動が活発になる5~9歳に感染するケースが多いですが、歩き始めたばかりの乳幼児が感染する場合もあります。「水虫は大人の病気」と思い込み、子どもの皮膚に異常があっても対処が遅れると、皮膚がかぶれたり、化膿して腫れ上がったりすることも。早期に発見して正しい処置をする、「白癬菌」が皮膚に付着してから増殖を始める24時間以内に体を清潔にする、などの心がけで感染を防ぎましょう。
                                        
                            
アトピー性皮膚炎の方に多い感染症は、ヘルペス、黄色ブドウ球菌ですが、白癬菌の感染症にかかっている方もおられます。
梅雨の時期、感染症で症状が悪化するケースは多いのですが、乳幼児の場合、食事、汗など他の要因にまぎれて、万一、白癬菌の感染症にかかっていても、気がつかないケースも考えられます。
実際、乳幼児のアトピー性皮膚炎で、今の季節、症状が悪化した場合、感染症を疑うよりもアトピー性皮膚炎そのものの悪化を疑い、ステロイド剤の種類が強くなる、といったケースを良く聞きます。
ステロイド剤が強くなってもなかなか症状が良くなってこなかったため、他の病院で検査を受けたら感染症だった、ということは珍しくありません。

アトピー性皮膚炎の場合、その悪化要因は多岐にわたるため、個人ごとに違うその要因を探り出すのが難しいことは確かですが、こういった白癬菌による悪化状態もありうることは知っておいた方が良いでしょう。

                                  
おまけ★★★★南のつぶやき

白癬菌=水虫、というイメージの方は多く、そのため、背中やお腹など開放されている部位でも「水虫」になる、というと、驚かれることは良くあります。
検査しないと分からず、積極的に感染症の検査を行ってくれる病院が少ないのも現状としてありますが、気になる場合には、患者側の要望として検査をお願いしてみるようにしましょう。