汗疹(あせも)の対策とは?

大田です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                             
台風も近付き、各地で雨が続いているようです。
気温も上がって、じめじめした梅雨らしい気候になってきましたが、気温が高い分、汗をかくと、いつまでも肌にまとわりつくような感覚があります。
汗がアトピー性皮膚炎の悪化要因になること、同時に汗はお肌を守る大事な役割があることは、これまで何度かブログで述べましたが、小さなお子様を中心に、汗で気になるのは「汗疹(あせも)」ではないでしょうか?

今日は、汗疹の記事を見つけましたので、汗疹の対策について考えたいと思います。
                  
                   
●汗疹(あせも)の基本をおさらいしよう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130619-00000002-nallabout-hlth
                     
■汗疹(あせも)とは
              
「あせも」は正式には「汗疹(かんしん)」と呼びます。名前の通り、汗によって悪化する発疹で、汗を出す汗腺(かんせん)が汗を出したくても出せない状態になり、中に汗が溜まることで、汗腺部分に炎症が起きてしまう状態です。特に皮膚に菌がいる場合はひどくなります。
                    
                  
■汗疹(あせも)の症状 と原因
                     
数ミリの盛り上がった湿疹が体に多く見られます。特に頚、お腹や背中、脇の所に多く見られます。色や形から3つに分けられます。
                  
□水晶様汗疹:皮膚の浅い部分に汗がたまる状態
□紅色汗疹:角質より深い部分で汗がたまる状態
□深在性汗疹:さらに皮膚の深い部分で汗を出す管が壊れてしまう状態
                       
深在性汗疹は熱帯地方に多いので、多くは、水晶様汗疹か紅色汗疹です。
「あせも」の原因は汗。子どもに多く見られるのは、子どもは汗をかきやすく、皮膚が弱いためです。場所も汗をかきやすい部分に多く、頭の後ろ、首の部分、脇、膝や肘の曲がる部分などによく見られます。アトピー性皮膚炎が出やすい場所でもありますので、アトピー性皮膚炎と区別がつきにくいことがあります。
                 
                      
■汗疹(あせも)の治療と予防
                       
あせもは自然治癒する症状ですが、汗をかく環境では治っても再発を繰り返します。かゆみが強いときにはステロイド外用薬を使います。あせもの場合、ステロイド外用薬を長期に継続して塗るわけではないので、副作用の心配は少ないです。何といっても大事なのは予防。一番の予防法はなるべく汗をかかないようにすることです。健康的に汗をかいた場合も清潔を心がけることが予防に役立ちます。
                  
・高温多湿の環境を避ける
・エアコンや除湿機を使う
・汗をかいたら、できるだけふき取るか洗い流す
・普段から石鹸を使って、皮膚を清潔にする
・可能なら小まめにシャワー。できれば、38度前後のぬるめのお湯がよい
              
なかなか治りにくい場合は、アトピー性皮膚炎、接触性皮膚炎など、ほかの病気ということもありますので、皮膚科に受診したほうがいいでしょう。
                      
                           
記事にあるように、汗疹には3つのタイプに分かれます。
アトピー性皮膚炎と見分けがつきにくいことは確かにありますが、アトピー性皮膚炎の方が汗疹が現れた場合、汗疹が悪化要因になり、アトピー性皮膚炎そのものも悪化することが多くあります。
子どもに多いのは、首と肘、膝の裏側でしょう。
また、汗疹を放置すると、その後、ヘルペスなど他の感染症を併発するケースも良く見受けます。
記事には、「かゆみが強いときにはステロイド外用薬を使います。あせもの場合、ステロイド外用薬を長期に継続して塗るわけではないので、副作用の心配は少ないです。」とありますが、実際にアトピー性皮膚炎の方が汗疹になると、特に今の時期は、他の感染症を併発しやすく、ステロイド剤の使用が長期になることで、リスクも生じやすいですから、注意が必要でしょう。

汗疹対策の基本は、出やすい部位が汗が溜まりやすい部位に限定されていることが多いので、「洗浄」をこまめに行うことです。
外遊びから帰ってから、室内で汗をかいた時など、そのまま放置しないでシャワーを浴びれない場合には、温泉やミネラルウォータのおしぼりを用意して、こまめに拭きとるようにしましょう。

スキンケアは、ジュクジュクしたアトピー性皮膚炎の炎症が重なっているときには、ワセリンなど油脂系の強い保湿剤は、汗を閉じ込めることで逆に悪化させやすくすることがあります。
基本はジェル系を中心に、保湿が足りなければクリーム系で補うと良いでしょう。
掻き壊しが強く、バリア機能が著しく低下している場合には、油脂系の保湿剤を使用しても良いと思います。

これから汗をかきやすい季節になります。
汗疹には十分に注意するようにしましょう。

                                   
おまけ★★★★博士のつぶやき

汗は、お肌にとって良い働きもするし、悪い働きもする。
やっかいな面は多いのじゃが、「汗をかかない」生活は、代謝を下げ、「体の機能」を考えると「健康」な状態とは言いづらい面が多い。
しっかり汗をかいて、汗の対策をしっかりと行うことを基本に、暑い時期を乗り切ってほしいと思うの。