入浴温度による乾燥のご相談

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 
入浴温度が高いと、入浴後の乾燥が強くなる傾向にあることは、何度もブログで述べていますが、寒い時期、皆さん、どうしても体感上、熱めのお風呂に入る傾向があるようで、今年の冬も、結構な頻度で入浴温度に関する問題がご相談の中で見られました。

 
●ケース1

寒い地方にお住まいのAさんは、お子様との入浴をされる際、41度で入浴を続けていて、入浴後に、お子様の首筋、顔の乾燥が続いていました。
そこで、39度の温度で入浴をするようにアドバイスをして、約1カ月ぐらいで、お子様の症状は改善しました。

 
●ケース2

30代男性のBさんは、熱いお風呂が好きで、41~42度のお風呂に全身浴で10分ぐらいの入浴を続けていました。
症状は、乾燥+ジュクジュクした炎症を部分的に伴っている状況で、入浴後はスキンケアを行っても、粉が落ちるぐらい乾燥していました。
そこで、今年に入ってから、38~39度のお風呂で、半身浴で20~30分ぐらいを1日2回の入浴にかえていただいたところ、粉を拭くような乾燥状態は落ち着いてきました。
また、入浴後の温まり方も、熱いお風呂に入ってた頃よりも、湯冷めがしにくくなったそうです。

  
こういったご相談が、かなり多くありました。
高温での入浴は、皮膚表面の温度を上げますが、体の深部温度は、40度以上になるとよくないため、外からの熱を皮膚表面で食い止めようとします。
そのため、入浴後は皮膚表面のみ温まることになり、その熱を取るために、皮膚は角質層の水分蒸散量を上げ、皮膚の乾燥が強まることになります。

冬場は、体感的にどうしても、熱めのお風呂が気持ちよく感じることも多いかとは思いますし、そういった入浴法もマイナス点ばかり、ということではないのですが、アトピー性皮膚炎の方の入浴、という観点でみると、皮膚の乾燥を招く点、体内に熱を十分伝えられない点などから、入浴による「メリット」が少ない入浴法と言えます。

入浴温度には、十分に気を付けるようにしてくださいね。

   
おまけ★★★★博士のつぶやき

入浴温度に関する注意点は、あとぴナビでも、しょっちゅう取り上げておるのじゃが、38~39度の温度では、「物足りなく」感じる方も多いようじゃ。
じゃが、アトピー性皮膚炎にとっては、「皮膚の乾燥」は大きな問題の一つでもあるから、その「対処」はしっかり行うようにした方が良いじゃろうの。