温泉の効能の記事

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
寒い時期、入浴タイムは、アトピー性皮膚炎の方でなくてもホッと一息つけるのではないでしょうか?
特に、温泉の場合、含有化学成分が体にさまざまな「変調」を与えることで、生体の良い反応を引き出してくれます。
そんな、温泉の効能に関する記事を見つけました。

 
●「単純泉はうつ病に効く」大学教授が温泉の効能を説く〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130109-00000001-sasahi-hlth
 
温泉の有効性は科学的にも証明されつつある。蓄積した心身の不調を温泉で洗い流し、今年一年を健やかに過ごすにはどうすればいいのだろうか。
 
温泉でいちばん注目されるのが「効能」だ。効能は、泉質に関係ない「一般的な効能」と、泉質による「泉質別効能」に分けられる。温泉が多く含む成分によって、泉質は大きく11種に分類されている。だが、温泉は天然のものなので、一つの温泉が複数の泉質に該当することもある。成分の濃度や比率によっても効能が変わり、素人が理解するのは難しい。では、何を基準に温泉を選べばいいのか。温泉療法に詳しい国際医療福祉大学大学院の前田眞治教授に、いわゆる「温泉分析書」の簡単な見方を聞いた。
 
「泉質については、次のようにざっくりと理解しておけば十分です。『硫黄泉』と『炭酸泉』は成分が皮膚から吸収されて血管を拡張し、老廃物の排出を促します。さらに、コレステロール値を下げるといわれています。泉質に“塩”の文字が入っているものは『塩類泉』。高い温熱効果があります」
 
 PH値にも注目したい。7が中性で、数字が大きいとアルカリ性、数字が小さいと酸性が強くなる。
 
「アルカリ性の温泉は角質や皮脂を溶かし、新陳代謝を促進するので、アトピー性皮膚炎や美肌などに効果がある。飲用すれば胃酸から胃の粘膜を保護してくれます。酸性の場合は殺菌力に優れ、アトピーや水虫、疥癬(かいせん)に特に効果的です」
 
 温泉分析書のなかの遊離成分の欄にある「メタケイ酸」は乳液などの化粧品にも配合されている成分で、皮膚の細胞増殖を促す。意外なところでは、単純温泉がうつ病に効くという。
 
「単純温泉は刺激が少ないので軽視されがちですが、抵抗力が落ちた心身を癒やすにはぴったりの温泉です」
  

ここで注意したいのは、温泉の効能の多くは「生体の反応」により引き出されている、ということです。
つまり、温熱効果も、解毒作用も、リラックス効果も、全て体の反応の結果です。
もちろん、草津の温泉のように高い殺菌力を持つことによる殺菌効果のように、温泉が直接的な効果をもたらす場合もありますが、多くの効果は体が反応しない限り、得られないもの、ということです。
極端な例でいえば、寒天に雑菌をつけて酸性泉につければ殺菌効果は得られます。でも、温熱効果も解毒作用も、寒天には生じることはありません。
そういった効果や作用は、反応できる素地をもった生体だからこそ得られると言っても良いでしょう。

こうした「生体の反応」は個人差があります。
年齢、疲れ具合、睡眠の状況、食事の内容などで変わってきます。

温泉の効果は、「外から得られるもの」よりも「中から引き出されるもの」の方が大切であることを理解しておきましょう。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

アトピー性皮膚炎の場合、アルカリ性の温泉が良い、と記事にはありますが、アルカリ性が高い重曹泉などの場合、入浴後の皮膚の乾燥を招きやすい、という弱点もあります。
皮膚表面の効果で考えるならば、殺菌力などプラス面もありますが、長く入浴を続けて体に対する「良い影響」を与えていくことを考えるならば、やはり単純泉の方が適していると言えるでしょう。