換気を忘れずに。

昨日は、大田君がコタツに関する記事を紹介しておった。

 

 

 

 

 

 
昨日の「おまけ」でも少し書いたのじゃが、同様に暖房の手段としては、エアコンなど湿度を下げるものもある。
湿度が下がれば、皮膚の水分蒸散量も増えやすくなるから、乾燥に悩むアトピー性皮膚炎の方の場合、適切なスキンケアを忘れないようにしたいものじゃ。

そして、これから暖房が必要な季節に注意が必要なのが、「換気」じゃ。

外気が寒いと、どうしても、室内の空気の入れ替えはおっくうになりやすい。
じゃが、密閉された室内において、暖房で部屋の中を温めておると、室内環境における化学物質は気を付けた方が良いじゃろう。

アトピー性皮膚炎の主な原因として、「免疫機能の異常状態」「皮膚機能の異常状態」の二つが考えられるが、前者には免疫機能に影響を与える自律神経や内分泌機能の働きが大きく関わっておる。

そして、ヒトが呼気から摂取する化学物質は、「内分泌かく乱物質」とも言われており、内分泌機能に何らかの影響を与えることがある。
内分泌が化学物質の影響を受け、重い・軽いの差はあれ異常状態が生じれば、それはやがて免疫機能にも悪い影響を与える恐れは考えられる。

室内に置いては、一般的に気にしたい化学物質は「ホルムアルデヒド」じゃろう。

合板の家具、壁紙(接着剤)から放出されるホルムアルデヒドなどの問題は、今では広く知られるようになったが、ホルムアルデヒドは、家具や壁紙だけでなく、テレビ、冷蔵庫などの家電やパソコン、あるいは蛍光灯などからも放出されておることがある。

冬布団をしまう際に、防虫剤と一緒に布団袋に入れていたときには、その防虫剤が化学物質を放出しておることもある。
身近な化学物質は、いろいろとある、ということじゃ。

家具や壁紙などから放出される化学物質は気温が上昇すると、増加する傾向がある。
つまり、暖房で十分に温められた室内は、化学物質の濃度も増加しておる可能性がある、ということじゃ。

そこで、定期的に居住する部屋の換気を行い、室内のそういった化学物質の濃度を下げるようにした方が良いじゃろう。
もちろん、戸外も車の排気ガスや道路の粉じん、工場の排気ガス、田畑が近所にあれば散布する農薬などの問題も生じるかもしれん。
じゃが、それでも戸外の空気の方がましなことが多いくらい、室内の空気は「汚染」されていることがある、ということじゃな。

冬場になると、症状が悪化しやすい人の場合、大気の乾燥から来る皮膚の乾燥状態、あるいは冷えなどが自律神経に悪影響をもたらした、ということがあるかもしれんが、こういった化学物質の影響も考えた方がよいこともあることを、知っておいた方が良いじゃろう。

 
おまけ★★★★南のつぶやき

室内の換気を行う際のポイントは「風の道を作る」ということです。
ただ単に窓をあけただけ、ドアを開けただけでは、効率良い換気につながらないことがあります。
常に2か所を「開ける」ことで、開けた場所に風の道ができて、効率良い換気となりやすいでしょう。
寒い季節で、窓を開けたくない、という気持ちもわかりますが、住空間は良い状況に保てるように工夫をして欲しいと思います。