ストレスで免疫力が低下する!?

東です。

 

 

 

 

 

 

 
アトピー性皮膚炎の症状が悪化する要因の一つには、「ストレス」があります。
このストレスと免疫力に関する記事がありましたので、紹介したいと思います。

 
●医師が実感する“免疫力低下”、最大の要因はダントツで「ストレス」
http://www.narinari.com/Nd/20121019310.html

ゼスプリ インターナショナル ジャパンは10月17日、キウイ摂取による免疫力改善効果が試験により検証されたことに関連し、人々の免疫力の実態を知る医師に、最近の免疫力に関する傾向や対策を聞いた「免疫力に関するアンケート調査」の結果を公表した。

この調査は一般内科医105人を対象に行われたもの。まず、「診察を行なう中で『免疫力が弱まっている人が増えている』と感じるか」についてたずねたところ、医師の53.4%が「増えている」と回答した。また、「免疫力が弱まっている人が減っている」と答えた医師は0%で、免疫力の低下傾向が広く実感されていることがうかがえる。

次に、「免疫力が弱まっている人が増えている」ことを実感する医師に対し、「免疫力低下の最大の要因は何か」を質問。すると、ダントツの1位に「ストレス」(42.9%)がランクインする結果となった。2位以下は「疲労」(14.3%)、「食事」(12.5%)、「睡眠」(7.1%)、「運動」(7.1%)などが続いている。

続けて免疫力が弱まっていることを本人が「自覚していない」ケースについてたずねると、52.4%の医師が「多い」と回答。「少ない」と回答した医師は7.6%に止まり、医師の実感として「免疫力の低下を本人が自覚していない」状況が多くあることがわかった。

では、実際にどのようなことをすれば、免疫力を改善できるのだろうか。このアンケート調査で医師は、特に「睡眠」(63.8%)、「気分転換・ストレス対策」(54.3%)、「食事」(44.8%)の見直しを勧めている。

免疫力は病気のかかりやすさや治りやすさを左右する一つの大きな要素。病気と戦い、健康を維持する上で重要な働きを担う、自然治癒力の根幹だけに、これから風邪やインフルエンザが流行する季節を前に、生活習慣などを見直してみてはいかが?

(以下、省略)

 
キウイが免疫力に改善効果があるかどうかはさておき、記事中にあるように、治療を行う医師の側から見ると、ストレスにより免疫力が低下する傾向は強くみられるようです。
ここでいう免疫力は、記事の最後に「風邪やインフルエンザが・・・」とあるように、風邪などウィルスや細菌などに対する免疫力を指しているのでしょう。
こういった「外敵」に対応する免疫は、ヘルパーT細胞のⅠ型(Th1)が行っているとされています。
これに対して、アレルギーに対応する免疫は、ヘルパーT細胞のⅡ型(Th2)が行っていると言われており、Th1とTh2は、サイトカイン(インターロイキン)により互いに抑制、亢進を行っています。
つまり、風邪などに対応するTh1の免疫力の低下は、アレルギーに対応するTh2の免疫を高める傾向にありますので、こういったストレスによる免疫力の低下は、アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギー疾患にとっては、症状を悪化させる要因とも考えられます。
さらに、通常、アトピー性皮膚炎に関わる免疫は、過剰な働きが行われないように体内では、副腎皮質ホルモン(自分の体で作り出しているホルモン)が抑えていますが、この副腎皮質ホルモンは他にもストレスを受けた際に、その対応も行っているため、ストレスが多い生活を続けていると、体内で作られている副腎皮質ホルモンがアレルギーを抑える働きに使われづらくなる、ということも考えられています。

「ストレス」は生活環境内で「作られる」ことが多いですので、「ストレスをためない」生活の構築はできる限り、気を付けるようにしたいところです。

  
おまけ★★★★博士のつぶやき

ストレスについては、ためるつもりはなくても、溜まっていくことが多いものじゃろう。
その原因が複雑で解決しづらい場合も多いものじゃ。
かといって、そのまま放置しておくのでは、少なくとも「体にとって」良いことはない。
精神的なストレスは肉体的なストレスを受けることで解消される、ということもあるようじゃから、適度な運動を取り入れるなり、生活行動内での解消ができるように、頑張って欲しいと思うの。