秋の入浴で冷え対策を

大田です。

 

 

 

 

 

 

 
ようやく残暑も終わりを告げたようです。
まだ、時々、暑くなる日はあるかもしれませんが、基本的に季節は秋に向かって加速していくのでしょう。
最近は、春と秋が短い、という傾向が見られましたが、今週中に気温がかなり下がれば、今年は「秋という季節」をしっかり過ごすことができるかもしれません。

さて、秋を迎えたときの気になる体の変調は、アトピー性皮膚炎の方の場合、気温の低下によるお肌の乾燥、ということが最も気になる変調かとは思いますが、間接的に影響してくる点で考えると「冷え」にも注意が必要でしょう。

気温が一気に10度ぐらい下がると、健常な方でも、脳疾患に注意が必要になるように、気温差による体の変調は自律神経や内分泌の各所に現れることになります。
そして、最近の傾向として厄介なのが、夏場の冷房です。

夏場に汗をしっかりかく生活を続けていればまだ良いのですが、エアコンを多用していた場合に、手足を中心に「冷え」の状態に陥っていることがあります。
冷えとは、すなわち血液の「循環」の状態を現わしており、各細胞に栄養素を送り、老廃物を細胞から受け取り処理する血液の流れが弱くなることは、それだけ体全体の働きそのものを低下させていることにもつながります。

そして、こういった夏場に体が冷えた状態にあり、秋の気温差を迎えると、冷えの状況が一気に加速、体の各機能にさまざまな変調として現れる可能性があります。

そこで、これから気温が下がり始めの季節は、しっかりとした入浴を行い、冷えた体の状態を「作らない」ように注意することが大切です。
特に、秋の初めは、日中は気温が高く、朝晩が低い、といった一日内の変動が大きいのが特徴です。
入浴を体の機能を回復、あるいはアップさせるために取り入れるのであれば、少なくとも、朝晩の2回は入浴ができるように心がけた方が良いでしょう。
また、アトピー性皮膚炎の方の場合、入浴後の乾燥、という問題が生じてくることが多いですので、入浴温度を高くしない、入浴後は浴室内でスキンケアを行ってしまう、という2点を注意するようにしましょう。

秋の冷え対策は、必ず冬の時期にお肌の乾燥状態として結果が現れてきます。
適切なケアで乗り切るようにしましょう。

  
おまけ★★★★博士のつぶやき

内分泌や自律神経の影響は、即時に現れる「即時型の影響」から、他の機能に影響を与え、時間差で影響がみられる「遅延型の影響」もある。
免疫機能も、内分泌や自律神経の影響を受け、その後に結果が現れることが多く、どちらかというと「遅延型の影響」の分野となるじゃろう。
従って、ちょうど今の時期に冷えなどの影響への対策をどのようにとったのかは、秋~冬のちょうどアトピー性皮膚炎の人にとって辛くなりやすい季節の変わり目に、その「結果」が現れることになる。
今の「時期」を大切にして欲しいものじゃ。