【Q&A】お酒は飲まない方が良いのか?

今日は読者からの質問にお答えしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
●Iさんからのご質問

ブログを読んでます。
博士に質問です。
子どものころからアトピーです。
社会人になってから、お酒を飲む機会が増えたのですが、お酒を飲むと痒みが出てきます。
良くない、と思いつつも、仕事で疲れて帰ってくると、お酒を飲んでから寝る習慣がついてしまい、なかなか止められません。
最近は、ストレスでお酒を飲まないとイライラすることもあります。
ストレスをためないように適度にお酒をたしなんだ方が良いのか、お酒を止める方が良いのか・・・
どうすればよいでしょうか?

  
Iさん、こんにちは。
まず、少々言葉がきつくなるかもしれんが、Iさんはお酒に「逃げておる」のではないじゃろうか?
良く似たケースで、甘いものを食べないとストレスがたまるから、甘いものを食べないと仕方がない、という相談を受けたことがある。
しかし、甘いものを食べると肌の状態が悪くなることは自覚しておるにも関わらずじゃ。
タバコも同様じゃな。

まず考えなければならないのは、「お酒を飲むとなぜ痒くなるのか」ということじゃ。
お酒は確かに「百薬の長」とも呼ばれており、リスクばかりがあるわけではない。
じゃが同時に「リスク」は抱えておることも確かじゃ。

お酒を飲むと血流が良くなる。
血流が良くなれば、血管からの透過物質、つまり化学伝達物質も出やすくなり、それが痒みを引き起こしておることがある。
であれば、やはり「お酒を飲まない」努力がまずは必要じゃろう。

もちろん、お酒を飲まないことでストレスがたまる、ということも生体にとっては何らかの影響は出ておるかもしれん。
じゃが、その影響が「ストレス」が原因であるなら、ストレスの解消は必ずしも「お酒」でなくても良いのではないじゃろうか?

アトピー性皮膚炎で昼夜逆転しておるケースがある。
そういった場合、アトピー性皮膚炎の状態が良くなってから昼夜逆転を治そう、と考える方がおる。
じゃが、昼夜逆転していることが内分泌や自律神経に影響を与え続けておる場合には、アトピー性皮膚炎を治すために「昼夜逆転」を治さなければならん。
結果と原因を逆に考えておるのでは、症状が一進一退を繰り返すことにもなりかねん。

自分にとってマイナス要因が明らかな場合(Iさんの場合はお酒を飲むと痒みが出る、と自覚しておるのならなおさらじゃ)、そのマイナス要因の解消は、何より優先して行うべきじゃろう。

またお酒が肝臓に負担を与えておる場合、その肝臓への負担は、皮膚に対して悪影響を与えておるケースもありうる。
いずれにしても、まずは「お酒を断つ」ことから始めるべきじゃろうの。
そのために、必要な場合はそういった治療を行ってくれる病院もあるから、相談してみることも良いかもしれんの。

Iさんがいち早く回復されることを祈っておる。

  
おまけ★★★★南のつぶやき

博士が書いていたように「アトピー性皮膚炎が治ったら」「アトピーの症状が少しでも良くなったら」取り組んでみたいことという行動はあるかもしれません。
でも、その行動が何よりアトピー性皮膚炎の解決に向けて必要な場合、勇気を持って「先に取り組む」ことは大切なことです。
今までできなかったことだから、アトピー性皮膚炎がなかなか治らなかった、という行動はいろいろ考えられます。
運動などもそうです。
散歩を取り入れようとして、顔に症状がある場合、どうしても外出をためらうことはあるでしょう。
でも、その解決に「代謝」を考える必要があるときには、まずは「散歩」することを頑張って行うことが必要だと言えるのではないでしょうか?