大気中の汚染物質とアレルギー

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 
アトピー性皮膚炎が増加してきた背景の一つには、大気中の化学物質の影響が考えられていますが、関連する記事がありましたので、紹介したいと思います。

 
●大気汚染が「シミ」を引き起こす要因になっている恐れ!?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120828-00000306-shueishaz-ent
 
常盤薬品工業が今年、20~40代女性400人を対象に大気環境に関して聞いたところ、空気の汚れや紫外線などの「大気環境ストレス」が肌に悪影響を与えると感じている人は実に93%。しかしただ恐れるだけではなく、正しい知識を身につけてきちんと対処することが何よりも大切! そこで影響と対処法について、専門家にお話を伺った。
 排気ガスなどの大気汚染物質を呼吸によって体内に取り込むと、さまざまな病気を引き起こす可能性も。
 
「ぜんそくなどの呼吸器疾患やアレルギー疾患と関連が大きいといわれます。皮膚炎との関連も示されており、肌に刺激を与える可能性も」(国立環境研究所・小池英子さん)
さらにクリニークの調査によると、シミの発生にも影響している可能性があることが判明。
「その物質自体は問題なくても、何かと結びつくことで悪い作用を起こすものがあります。例えば黄砂。環境汚染地域を飛んでくるうちに、大気汚染物質や細菌などが付着し、悪影響を及ぼすといわれています」(小池さん)
しかし空気中の有害物質を完全にシャットアウトするのは至難の業。「気密性の高いマンションでは空気を入れ換えたり、空気清浄器を利用するのも一つの手でしょう。そして、免疫力を上げるために心理的なストレスを減らすことも重要です」(小池さん)
 
ただ恐れるだけでなく、正しい知識を身につけてきちんと対処することが何よりも大切だ!

 
このように、大気中の汚染物質は、皮膚への付着による刺激などだけではなく、呼吸器から体内に取り込むことで、皮膚に対する影響も考えられます。
特に、この汚染物質が化学物質だった場合、体内においては疑似ホルモン作用を示すことがあり、これは、内分泌機能への微弱な影響が考えられ、内分泌機能と自律神経の影響下にある免疫機能にも間接的に影響をもたらすことになります。

この大気中の汚染物質は、排気ガスや黄砂など戸外におけるものばかりではなく、室内においても、一部の家具や家電、壁紙などから放出されるホルムアルデヒドなども考える必要があります。

室内の化学物質については、基本的な対策は「換気」になりますが、戸外の大気が汚染されている環境にある場合(幹線道路の近所、農薬を散布する田畑の近所、排煙を出す工場の近所、など)には、換気そのものが新たな化学物質を取り込むこともありますので、居住する周囲の環境も考えながら対策を行うようにしましょう。

具体的には空気清浄機などによる汚染物質の排除が最も効果的ですが、最近の空気清浄機は、スパーク方式、ナノイー方式など放電式によるものが主流となっているものもあります。
こういった放電式の場合、例えばホルムアルデヒドを蟻酸に変えるだけの働きのため、人体に対しては、結局化学物質に変わりはない、ということもありますので、できれば吸着方式のものが望ましいと言えるでしょう。

大気中の環境に注意することはアトピー性皮膚炎に対しても、大切であることを覚えておきましょう。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

人体が摂取する化学物質の80%は呼気によるものであることが分かっておる。
食品は無農薬、無添加、と気を付ける人は多いのじゃが、消化器から摂取する化学物質をゼロにしても、こういった大気中の対策を行わなければ、結局のところ最大で20%の軽減しかできていないことも考えられる。
化学物質の対策は、食品だけではなく大気中も考える必要があることを覚えておくべきじゃろう。