アトピー克服のカギ(ストレス・2)

今日は昨日の続きで「ストレス」にどのように対応していけば良いのかを見ていきたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日述べたように、ストレスには「肉体的なストレス」と「精神的なストレス」の二つがある。
この中で、アトピー性皮膚炎の人に関わることが多いのは、「精神的なストレス」の方じゃ。

この精神的なストレスは、さまざまな要因で誘発、蓄積されていく。
アトピー性皮膚炎という病気に対する悩みもストレスになるし、家族関係、職場でのストレス、友人関係、さまざまな要因が蓄積されることで、生体に影響を与えることになる。

一般的に精神的な疲労については、肉体的疲労により解消され、肉体的な疲労は精神的な疲労で解消されることが分かっておる。

つまり、精神的な疲労を抱えている場合、その解消として有効なのは肉体的な疲労を行うこと、つまり運動することが良いのじゃが、先日、「運動」のところで述べたように、今の社会生活環境において、反復・継続した運動を行うことは難しい状況じゃ。

また、社会環境だけではなく、汗をかくことで痒みが出る、顔に症状が出た状態で外に出たくないなど、アトピー性皮膚炎の人の場合、さまざまな理由で余計に運動が行えない状況もあるじゃろう。

じゃが、精神的なストレスを抱えている人の場合、自覚できる場合は特に、何らかの継続した運動を取り入れてみることは有効な方法じゃ。
運動を行う際の注意点は、先日、述べたので、詳しくはそちらを見て欲しい。

精神的なストレスは目に見えない分、またそういったストレスを抱えていることを自分、そして周囲が認めたくない場合もあり、必ずしも自覚できているとは限らない。
本来、精神的なストレスは「単独」で生じている場合、その影響も限定的であり、それ自体が非特異的な変調をもたらすこともあるため、必ずしもマイナスとはならない。
悪い影響を与えるのは、繰り返しになるが、「継続したストレス」じゃ。

家族関係や仕事や学校でのストレスなど、本人だけでは解消することが難しい面もあるかもしれんが、放置しておくことは、アトピー性皮膚炎だけではなく、生体そのものにも悪影響が考えられるから、その解消を図る努力は必要じゃろう。

運動以外でも、趣味に打ち込む、気分転換を図るなどいろいろできる方法を試してみるのも良いじゃろう。
なお、「カルシウム不足はイライラする」などの話を聞いたことがあるかもしれんが、ストレスを受けている人が、だからといって「カルシウム」の摂取を行うこと「だけ」で、ストレスの解消になることは難しいので、ミネラルの摂取自体は大切なことじゃが、それだけ(カルシウムの摂取)にストレスの対応を任せることは注意した方が良いじゃろう。

今の社会環境は、ストレスを受けずに生活を営むことは困難な状況ともいえる。
じゃが、そういった社会環境だからこそ、生体がストレスにより影響を受けている部分は確かにあり、そういった状況下にある方の場合、アトピー性皮膚炎の人も同様じゃが、そのストレスに対してどのように対応していくのかをしっかり考え、そして対処していって欲しいと思うの。

アトピー性皮膚炎に対する生活面の注意点は、これまで「睡眠」「食事」「運動」「入浴」そして「ストレス」と見てきた。
これからは、治療に対する注意点を取り上げてみたい。
薬剤の治療、保湿に対する考え方、治療そのものへの考え方などじゃ。

明日と明後日はジョシュアくんがブログを担当するので、続きはその後じゃ。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき


ストレスの対処として、運動を中心に取り上げてみたが、基本的な部分として、抱えているストレスの「原因」そのものの解消にも努めることは当然ながら、大切なことじゃ。
いくら「ストレスの解消」を生活内で行っても、毎日新たなストレスを生み続けているのでは、「いたちごっこ」の状態じゃからの。
まずは、ストレスを引き起こしている要因を解消できるような努力を行いながら、プラスして解消することを心がけるようにして欲しいと思う。