アトピー克服のカギ(食事・2)

今日は食事の続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
アトピーを克服していくための食事について考えていきたい。
 
2.アトピーを克服していくための食事
 
ここでも、昨日の悪化要因と同じく、個人差が関わるところは大きいのじゃが、一般的に気をつけたい部分について述べていこう。
 
・和食を心がける
 
食は、その地域の「食性」と深い関わりがある。
日本は和食、欧州では洋食、中国は中華、というのは、その地域で入手できる食材、地料理法といったのが関わっておるから、それぞれの地域で変化してきたものじゃ。
例えば、西洋人の腸の長さと日本人の腸の長さは西洋人の方が長い、と言われるが、これは肉類や乳製品の摂取が多かった西洋人の特徴とも言われておる。
逆に考えれば、洋食は日本人にとって、個人差はあるにしろ、何らかの負荷を受けることがあるとも言える。
実際、アトピー性皮膚炎の人を見ていると、洋食傾向がみられた人が、毎日の食事を和食にすることで、改善した例は数多い。
できる限り和食を心がけるようにはして欲しいと思う。
 
・しっかり食事を摂る
 
昨日は過食は良くない、といったことに反するように感じるかもしれんが、意外と食事のリズムが悪い人を多く見かける。
朝食は摂らない人も多いしの。
じゃが、体を構成するのも動かすのも、その「元」は食事から摂取せなばならんことを考えると、3食、リズムよく摂取するようにはしたいものじゃ。

 
・乳酸菌を摂取する
 
体内の免疫活動の7割は、腸内で行われておると言われておる。
したがって、免疫機能を正常化していく上では、腸内の状況は無視できるものではない。
また、便秘や下痢の人も多くおるが、そういった腸内の異常状況を改善していく上でも、腸内細菌を整える乳酸菌は、しっかり摂取できるようにして欲しいと思う。
ただ、注意点としては乳酸菌と聞くと「乳酸」という文字もあり、ヨーグルトなど乳製品を思い浮かべる人も多いのじゃが、日本人に「なじみが深い乳酸菌」は、やはり和食の中での乳酸菌じゃろう。
納豆、味噌汁、漬物、などじゃ。
もちろん、ヨーグルトが悪い、というわけじゃがないが、乳酸菌がアトピー性皮膚炎に良い、という話を聞いてヨーグルトを摂取、症状が悪化した人の中には、乳製品にかかわるマイナス点の影響を受けたケースがある。
ヨーグルトが良い、というのは正しくは「乳酸菌が良い」という部分であることを忘れないようにして欲しい。
また、乳酸菌が足りている生活を送っている人であれば、腸内環境は整っておる。
そういった人に、さらに乳酸菌をサプリなどで与えても、プラスの効果は当然得にくい。
なぜなら、腸内環境が良い状況なら、問題がないからじゃ。
あくまで乳酸菌が必要なのは、腸内環境が整っていない人、という限定条件がつくことは忘れないようにして欲しいものじゃ。
それと、乳酸菌は単独で腸内でフローラを形成するものではなく、増殖するための「えさ」も必要じゃ。
繊維質、適度な水分は不可欠であることも忘れないようにして欲しい。
また動物性のタンパク質は、腸内での発酵の関係でマイナス要因となることがあるので、たんぱく質の摂取の基本は肉類よりも魚や植物の方が良いこともあるので注意して欲しい。
 
・無機質をしっかり摂取する
 
三大栄養素は、糖質、脂質、たんぱく質じゃが、摂取した栄養素を「十分に活用」していくためには、無機質のビタミン、ミネラル、というのは大切な要因となる。
西洋人の洋食は、本来、野菜が不足することはないが、日本人の洋食は、野菜が不足する傾向を良く見受ける。
和食の場合、素材の関係で何らかの野菜を利用することは多いのじゃが、いずにれしても、意識して野菜類の摂取はしっかり行うようにして欲しいものじゃ。
 

ポイントは、「和食」「自炊」の二つを心がけるようにすると、今日、取り上げた要因は抑えやすいと言えるじゃろう。
不足する栄養素をサプリメントで補うことも一つの方法ではあるが、栄養素も単独で体が利用するより、他の栄養素と複合で利用されることの方が多い。
食材で摂取した栄養素は、必ず他の何らかの栄養素を含むことになるため、基本は「食事の中で摂取する」ということを考えて欲しいの。
 
次は、「運動」について述べたいが、明日は西君がブログを担当するので、続きは29日じゃ。

   
おまけ★★★★中田のつぶやき

サプリメントは、必要な栄養素を摂取するという点では、非常に有効な方法ですが、成分が濃縮されている分、食事から得られる栄養素と完全に同一ではありません。
ステロイド剤の副腎皮質ホルモンが、体内で生成される副腎皮質ホルモンと非常に似通ってはいても完全に同一ではないのと同じです。
食事をおろそかにしてまでサプリメントに頼るのは決してプラス、とは言えません。
食事が基本となることを忘れないようにして欲しいと思います。