花粉症の原因物質

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 
連日、ブログを担当します。
昨日、花粉症の記事を紹介しましたが、同じ花粉症の原因物質を突き止めた、という記事がありましたので、合わせて紹介しておきたいと思います。

 
●花粉症に新治療薬? 兵庫医大の研究グループが原因物質突き止める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120405-00000514-san-soci

花粉症などのアレルギー性鼻炎を引き起こす原因となるタンパク質を、兵庫医科大アレルギー疾患研究部門の善本知広教授などの研究グループが突き止め、4日発表した。原因タンパク質の活動を抑える方法が見つかれば、花粉症の新たな治療薬の開発につながるという。

花粉症などのアレルギー性鼻炎の多くは、鼻の粘膜に付着した花粉に免疫物質(IgE抗体)が反応し、化学伝達物質のヒスタミンなどを放出するなどして、鼻水やくしゃみといった症状を引き起こすとされている。

研究グループは、花粉症患者の血清中で、免疫反応を調節するタンパク質「インターロイキン(IL)33」の値が高いことに着目。花粉を注射してアレルギー体質に変えたマウスと、IL-33を作る遺伝子を持たないマウスを用意し、花粉に触れさせたところ、アレルギーマウスは10分間に約70回くしゃみをしたが、欠損マウスは約25回だったことを確認した。

研究グループによると、IL33が鼻粘膜から放出され、ヒスタミンの産生や鼻づまりを引き起こす免疫細胞を鼻粘膜に集めることに大きな役割を果たしていると考えられるという。

善本教授は「花粉症の発症システムの一番『上流』にある物質だといえる。その放出や作用を阻害する方法が見つかれば、新しい治療薬の開発につながる」としている。

 
記事中にあるインターロイキンは、アトピー性皮膚炎も、他の種類のインターロイキンが関わっていることが分かっています。
おそらく、免疫機能が関係するアトピー性皮膚炎の症状についても、アレルゲンとIgEの反応から考えると、全く無関係、ということはないと考えられます。
ただ、今回の記事に関する新たな治療法が見つかったとしても、それはIgEそのものを抑制するのではなく、アレルギー反応の過程の中の一部に対応するものであり、同様の原因がアトピー性皮膚炎で考えられるにしろ、大元の原因となる免疫機能の異常状態(IgE)を考えていくことは必要でしょう。

とはいえ、一つずつ、こういった原因が解明されて、花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎などアレルギー疾患の「一部の原因」への対応が進むことは、期待したいと思います。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

花粉症の記事は、今年は、今日が最後の予定です。
ただ、花粉症そのものは、花粉の時期の対応だけではなく、来年に向けて、これからの生活の中で、改善できる部分には対応が必要となります。
睡眠、食事、運動と言った、体を基本的に「良くしていく」ための生活は忘れないようにしたいものです。