寝る子は育つ(治る)

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 

 
昨日は、東さんが睡眠についてのブログを書いていましたので、今日は、「子どもの睡眠」について考えてみたいと思います。

睡眠が、なぜアトピー性皮膚炎に対して「大切な要因」なのかは、過去のブログでも何度か取り上げていますので、詳しくは省きますが、自律神経と内分泌系に対して影響を与えるため、結果的に免疫機能に関わってくることになるからです。
また、ダメージを受けたお肌の修復には、成長ホルモンが関わりますが、成長ホルモンも睡眠と密接な関係があります。

そのため、アトピー性皮膚炎を克服していくためには、睡眠の「量」と「質」をしっかり考えて、良い状況を維持することが大切ですが、最近の社会環境を見る限り、もう一つ意識して欲しいのは、「大人が必要とする睡眠の量」と「子どもが必要とする睡眠の量」は異なる、ということです。

最近の社会環境、風潮においては、夜型の社会生活が定着していることもあり、子どもが、大人と同じ時間帯で生活しているケースも、良く見ます。
昨日の記事にもありましたが、小学生までの子どもは、10時間以上の睡眠が、内分泌(副腎皮質ホルモン、成長ホルモン)の関係から見ると、必要な量となりますが、朝、6時に起床する場合、10時間の睡眠を確保するためには、夜、8時には就寝する必要がありますし、朝7時起床ならば、夜、9時には就寝しなければなりません。

しかし、大人が寝る時間帯近くまで起きている子どものケースは、相談される方の内容からすると、決して珍しいケースではなく、10時~11時に就寝する話は良く聞きます。
睡眠の体に対する目的としては、その日の疲労(肉体的、精神的の両面)からの「回復」、そして、翌日の行動のための「準備」ということがあります。

生後間もない乳児は、寝てばかりいますが、これは本能で「寝ることが必要」だからこそ、寝ているわけです。
ところが、ある程度、幼稚園など社会生活を営むようになると、そこには社会環境要因も関わることで、「意思」で睡眠時間を決めれるようになり、その善し悪しが結果的に、心身両面に影響を与えることになります。

子どもの食事の量で大人が過ごせば、補給するエネルギーが不足した状況になるでしょう。
つまり必要な行動エネルギー、そして代謝に見合った「量」が年齢ごとに異なっているわけです。

同じように大人が必要とする睡眠の量と、子どもが必要とする睡眠の量も異なります。
子どもの食事の量で大人が過ごせば「体が持たない」のと同じように、大人の睡眠量で子どもが過ごすことは、体に対して「マイナスの負荷」を与えている状況とも言えるわけです。

子どもの行動は、親が管理していくことが大前提です。
子どもが寝るのも起きてるのも、親が指導して決めていけます。
「寝る子は育つ」という言葉は、身長や体重などの成長だけに関わっているのではありません。
自律神経や内分泌、そして免疫機能も、子どもにとって「正しく育つ」かどうかに関わってくることを忘れないようにしましょう。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

都心では、夜11時を過ぎても、にぎわっているところは多いのですが、そんな中、小さな子どもの姿を見つけるのは、比較的容易です。
いろいろな理由もあるとは思いますが、子どもの時期に「体をどう作ったか」は、その後、大人になったあとに、「健康」という点で多かれ少なかれ関わってきますので、できるだけ子どもの間は「早く寝る」習慣をつけたいところですね。