震災後のアトピー

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
さて、もうじき、昨年の東日本大震災から一年になろうとしていますが、震災とアトピーに関する記事をWebで見つけましたので、紹介します。

 
●震災後アトピー悪化
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20120227-OYT8T00176.htm
 
震災直後、アトピー性皮膚炎のある子供の半数以上で症状が悪化したことが、県立こども病院などが行った調査でわかった。電気やガスが止まって入浴ができないなど衛生環境の悪化が影響したとみられる。

同病院の三浦克志・総合診療科部長(46)が中心となり、昨年4月下旬から1か月の間に、アレルギー専門医のいる県内3医療機関を受診したアレルギー疾患を持つ子ども402人の親にアンケートを行った。

それによると、アトピー性皮膚炎の子供では、55%が「ひどくなった」という。45%が「変わらない」と答えた。震災直後に困ったことを尋ねたところ、「入浴できず、湿疹が悪化した」が97人と最も多かった。薬の入手困難、掃除ができないなどは10人以下だった。

食物アレルギーがある子供では、63%の親がアレルギー用の食品入手が困難だったと回答。「支援物資、炊き出し、配給などが食べられない」との声もあった。

三浦部長は「アレルギー用食品の備蓄は震災後もほとんどない。震災直後は、ガソリン不足で売っていても買いに行けない人も多かった。健康な人も食べられるので、行政主導で拠点ごとに備蓄していくべきだ」と指摘する。

 
震災以降、昨年秋から感染症が増加していることは、ブログでも何度か紹介しましたが、感染症に対応するヘルパーT細胞Ⅰ型の免疫の低下は、サイトカインの関係で、アレルギーに関係するヘルパーT細胞Ⅱ型の免疫を上げやすい状況になります。
記事中の主な要因は、震災直後の環境悪化を指していますが、政府が冷温停止状態を宣言してはいますが、いまだ原発事故の収束を心配する声もあり、ストレス的な要因は、継続しているとも言えます。
少なくとも、こういった環境の悪化、ストレス的な要因が、アトピー性皮膚炎の悪化要因として考えうることを承知して、日々の対応を考えるようにすることも必要でしょう。

 
おまけ★★★★東のつぶやき

最近、関東地方における大地震の危険度が上昇しているニュースが何度か流れていますが、記事の最後にあるような「備蓄」という問題は、日頃から気をつけておいた方が良いかもしれませんね。