機能を正常化させることでの影響について

昨日は東君が、妊婦と食事の内容でブログを書いておった。

 

 

 

 

 

 

 
最後に「一つの機能を正常化させる「行動」は、結果的に全体のバランスにも良い影響を与えやすくなります。」という部分があったが、これは、アトピー性皮膚炎を考えていく上で、キーポイントの一つじゃ。

体内の免疫機能は自律神経や内分泌の影響を強く受けておる。
したがって、自律神経や内分泌系に対して「良い影響を与えられる行動」は、結果的に免疫機能に間接的によい影響を与えられることになる。
睡眠不足を改善すれば、内分泌機能も高まり、疲労の回復、ストレスの回復などから自律神経に対しても良い影響を与える。
運動をしっかり行えば、自律神経の反復訓練につながり、正常化しやすくなる。
温泉入浴も、含有する成分の作用などにより、自律神経や内分泌系に良い影響を与えることが分かっておる。

つまり、こういった毎日の生活行動こそが、アトピー性皮膚炎を克服していくために、考えなければならない大きな要因であるということじゃ。
あとぴナビでは、睡眠、食事、運動、ストレスの解消を、アトピー性皮膚炎克服のためのキーポイントに挙げておるのも、このためじゃ。

そして、ここから「逆の意味合い」があることも分かるじゃろう。

どういったことかというと、一つの機能を正常化させる行動が全体に良い影響を与える、ということは、一つの機能を異常化させる行動は体全体の機能に「悪影響」を与える、ということじゃ。

睡眠が不足すれば、内分泌機能に悪影響を与え、結果的に免疫機能の異常状態につながることがある。
代謝不足は、日常生活で受ける化学物質の排除ができていないことになり、化学物質が内分泌かく乱物質であることを考えると、内分泌への影響が考えられるし、自律神経機能にも影響がある。
ストレスは、アトピー性皮膚炎にも関わる副腎皮質ホルモンを消費するため、内分泌機能への影響、ということが挙げられる。

このように、毎日の生活行動が体の機能の一部に影響を与えることは、アトピー性皮膚炎にとって、「発病」する引き金にもなりかねない、ということじゃ。
アトピー性皮膚炎が、皮膚に症状が現れても単に「皮膚に異常がある病気ではない」というのはこのためじゃな。

毎日の行動は、積み重ねにより体に影響を与える。
運動機能を例に考えれば、突然、何かの運動ができるようになるのはまず無理で、反復継続した訓練の結果、得られるものじゃ。

良い行動は、毎日、しっかり継続して欲しいと思うの。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

体の機能は、いったん、悪い影響を受けた場合、その回復に時間がかかることがある。
これも「積み重ね」が関わるからじゃが、影響の度合い、積み重ねの度合いにより、回復には個人差が大きい。
アトピー性皮膚炎の回復も同じで、早く回復できる人もいれば、時間が長くかかる人もおる。
じゃが、良い影響の積み重ねは、体に対して決して無駄にはならんから、毎日の生活を良い状態で積み重ねることは、根気よく続けて欲しい。