震災後は感染症が増える?

昨日も東君がブログで取り上げておったが、インフルエンザが大流行の兆しがある。

 

 

 

 

 

 

 

 
特に香港A型は、5年ぶりということもあり、かなり注意が必要じゃろう。

昨年秋から、国立感染症予防研究所の報告では、いくつかの感染症(マイコプラズマ、手足口病、など)が、例年と比較すると異常に増加しておるようだ。
そして、先日、ある公衆衛生学の先生とお話しする機会があったので、公衆衛生学の観点から、なぜ感染症が増加しておるのかをお聞きしてみた。

すると、その先生の話では、昨年の東日本大震災の影響も軽視できないだろう、とのことじゃった。

過去、こういった国レベルでの震災など大きな災害や事故が起きた後は、感染症が一時的に増加することが何度もあったそうじゃ。

そして増加する一番の理由は、「ストレス」のようじゃ。
特に、今回の東日本大震災は、「原発事故による放射能の不安」「次の大地震が起こるのではないかという不安」が重なっており、心因的な抑圧が継続されておる状況にある。

これらの不安要因は、原発事故も次の地震の恐れも、まだ解消されてはおらず、この状態は、まだしばらく継続するのではないか、ということじゃった。

とはいえ、ではこういった不安要因を直ちに忘れることが良いことかと言うと、原発事故も今だ放射性物質の放出は止まっておらず、ヨーグルト、しいたけなど、2012年になっても、次々と「新たに検出された」という報告が止まっておらん。
地震については、最近、東大が向こう4年間でM7クラスの地震が関東地方で起きる確率を70%と発表したのは、まだ記憶に新しいじゃろう。
その後、京大が今年1月後半までのデータを元に再計算し、その確率が28%と下方修正していたが、それでもこれから4年以内に地震が起きる可能性は約3割は考えておからなければならない、ということじゃ。

いずれにせよ、こういったぬぐい去れない不安感を抱えたままの状況が、継続的なストレスとなり、体の防衛機能に影響を与えておる、ということじゃろう。

解決されない難しい問題ではあるが、一つの対策は「十分な睡眠」じゃ。

内分泌と自律神経、そしてストレスの軽減の3つが同時に行うことができるからの。
逆にいうと、睡眠不足には要注意、ということじゃの。
アトピー性皮膚炎の方の場合、皮膚の感染症にも注意が必要じゃから、これから春先を迎えるわけでもあるし、今のうちから「睡眠」はしっかり意識して欲しいところじゃ。

 
おまけ★★★★南のつぶやき

もう一つストレスの対策、さらにアトピー性皮膚炎の対策としても良いのが、軽い運動です。
精神的な疲労(ストレス)は、肉体的な疲労により解消されることが知られていますし、アトピー性皮膚炎自体にとっても、代謝の面から運動は大切な生活の要因です。
睡眠と運動、いずれも「時間を作る」必要があるため、なかなか十分に行うことが難しいかもしれませんが、意識していくようにはしたいですね。 viagra