【Q&A】アトピーと職場復帰

早いもので、もうあと数日で1月も終わりじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ただ、アトピー性皮膚炎に対する冬の悪化条件(気温や湿度の低下)は、これからまだしばらく続くので、十分に注意して欲しいと思うの。

さて、今日は、ジョシュアくんが担当しているプレゼントの応募の際に、お寄せいただいたご質問にお答えしたいと思う。

 
●Iさんからのご質問

いつも楽しく拝見しています。
(アトピーを)克服された方がどうやって社会復帰されたか、詳しく知りたいです。

どうやって、症状と仕事の折り合いを付けたのか。。(など)
よろしくお願いします。

 
Iさん、こんにちは。
アトピー性皮膚炎の症状が悪化した状況が続き、一時的に休職したり、あるいは退職したりした人の場合、その後、社会復帰するにあたって、いろいろな不安が出てくることは多いじゃろう。
特に、まだ部分的な症状がみられる場合、職場でのストレス、通勤などの問題が、それらの症状にどのように影響を与えるのか、いろいろと心配なことは多いはずじゃ。

当然、それらの対処や捉え方については、人それぞれではあるが、症状と仕事の折り合いをつけるための大きな要因は、「優先事項がどこにあるのかを考える」ということじゃろう。

例えば、職場において、アトピー性皮膚炎に対して悪影響を与える要因は、いろいろと考えられる。
エアコンの乾燥、仕事上のストレス、時間が不規則になった場合の睡眠の取り方など、仕事を行っていく上で、どうしても関わらなければならない問題じゃろう。

そこで大切なのは、そういった仕事上で発生しうるマイナス要因を抱えることと、自分のアトピー性皮膚炎の症状を良い状態に維持させていくことと、どちらを優先して考え、行動してくか、ということじゃろう。

場合によっては、職場内での異動をお願いした方が良いこともあるじゃろうし、時間的なシフトを相談した方が良いこともあるじゃろう。
少なくとも、それらの要因が、自分のアトピー性皮膚炎にとって悪影響を与えていると感じているのであれば、どのように解消していくのかを検討しなければならない、ということじゃな。

そこで必要になってくるのが「優先事項がどこにあるのかを考える」ということじゃ。
もちろん、常に二択で考える必要はないが、両立しない事項である場合(仕事の状況がアトピー性皮膚炎に対して悪影響がある場合)、仕事をアトピー性皮膚炎を良い状態で維持していくのか、どちらを「優先してく時期にあるのか?」ということを考えて欲しい。

アトピー性皮膚炎を克服された方の場合、「なぜアトピー性皮膚炎になったのか?」「これから、どうすればアトピー性皮膚炎を再発させないで済むか?」というところまで考える人が多く、仕事上でのマイナス要因が明らかに影響を与えるであろうと考えた場合は、思い切って転職する人もおる。

例えば、某倉庫で荷物の積み下ろしの仕事を行っておったが、取り扱っている品物の関係で、どうしても化学物質にさらされ、またエアコンの乾燥もある、という人の場合、その環境下で仕事を続け、さらにアトピー性皮膚炎も再発できずに済むか、というと、化学物質が原因でアトピー性皮膚炎が出てきた人であれば、困難であるといわざるを得ないじゃろう。

そのため、何かを優先して行い、場合によっては何かをあきらめる「勇気」も必要になることがある、といういことじゃな。

仕事を行うのは、生活のためであることを考えると、アトピー性皮膚炎を優先に考えた場合、仕事の選択肢が狭まる、というマイナス点はあるかもしれん。
じゃが、アトピー性皮膚炎を抱えたまま仕事を行うことが困難じゃったからこそ、仕事を休んだりしてたわけなのじゃから、どこがスタート地点なのか、そして何を優先していく必要があるのかは、よく考えて行動して欲しいと思うの。

Iさんが、今後、無事に社会復帰されることを祈っておる。

 
おまけ★★★★大田のつぶやき

復帰するにあたっての不安は、いろいろとあると思いますが、アトピー性皮膚炎を克服された方にお話しをお聞きすると、多くの人が心がけているのは、今日、博士が書いたこと以外であれば「無理をしない」ということがあるようです。
何かに無理をすれば、どこかに影響が出る、ということはアトピー性皮膚炎の人であれば、体験していることが多いので、影響が出ないように無理をしないで、少しずつ社会復帰していこう、と考える人も多いようです。
また、そういった無理をしない、そしてアトピー性皮膚炎のことを第一に考えて、毎日を送ることで、再発するリスクは大幅に軽減できているのも確かですね。