冷感タオルに注意しましょう!

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 
今は冬場ですが、ここ数年「冷感タオル」が流行っています。
今の時期でも、皮膚に熱感を感じて、それで痒みが生じている方の場合、利用している方もおられるかもしれません。
この冷感タオルについて、あとぴナビの読者の方から情報をいただきました。

 
●Sさんからのお便り

お世話になっています。
冷却タオルのニュースがあったので、お知らせしておきます。
冷却タオルで首の痒みをとっている方はたくさんいると思うので、皆様に知らせてあげて下さい。
 
Yahooニュースより↓
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/consumer_protection/?1326985011

 
Sさん、情報をいただきありがとうございます。
調べたところ、NHKのニュースで、もう少し詳しく載っていましたので、そちらの内容を紹介しましょう。

 
●「冷感タオル」皮膚炎に注意
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120119/t10015393191000.html

水でぬらして首などに巻くと冷たく感じる特殊なタオルに、アレルギー性の皮膚炎を起こすおそれのある防腐剤が使われている商品があることが分かり、国民生活センターは、十分に洗って防腐剤の成分を取り除いてから使うよう注意を呼びかけています。

水でぬらすだけで冷たく感じるように作られた特殊なタオルは、乾燥すると固くなるため、防腐剤が入った水を染み込ませた状態で販売されているものがあります。国民生活センターがこれらの商品のうち8銘柄を調べたところ、7つの銘柄で、まれにアレルギー性の皮膚炎を起こすおそれのある防腐剤が複数使われていたということです。これらの防腐剤を化粧品などに使う場合は、法律で成分を表示することが義務づけられていますが、タオルはその対象になっていません。7つの銘柄はいずれも防腐剤を使用していることを表示しておらず、全国の消費生活センターには「タオルを洗わず、そのまま使用したら顔や首の周りが赤く腫れた」などといった相談が今年度11件寄せられているということです。国民生活センター商品テスト部の石崎行男課長は「去年の夏、節電に対する意識の高まりで売れた商品だが、使用されている防腐剤で、まれにアレルギーを起こすこともあるので、十分洗い流してから使用してほしい」と話しています。

 
ここで使用していた防腐剤が何かを調べたところ、国民消費者生活センターでも情報を配信しており、そこに掲載していました。

 

●水でぬらすだけで冷感が得られることをうたったタオル
-湿疹・かぶれの原因となることも-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120119_1.html

 
使用されていた防腐剤は「イソチアゾリノン系(イソチアゾリンの構造基を持つ防腐剤)」でした。
主な用途としては、殺菌防腐剤、抗菌材などに使用されており、排水溝ハイター、塗料、接着剤など工業用製品などです。
アトピー性皮膚炎の方の場合、皮膚のバリア機能も低下した状態にあることが多く(特に、掻き壊し、乾燥がみられる場合)、そういった状態では、こういった強い防腐剤に反応することはあるでしょう。

実際、某大手衣販メーカーでは、販売している衣類にホルムアルデヒドによる防腐処置を行っており、そういった衣類を着用することで、皮膚炎が悪化した、という事例は過去にもありました。

今の時期は、冷感タオルを使用する方は多くはないと思いますが、夏の時期には使用する機会が生じるかもしれません。
アトピー性皮膚炎の方は、十分、注意いただきたいと思います。

 
おまけ★★★★大田のつぶやき

購入直後の衣類は、一度、洗濯してから使用した方が良い、という話を聞いたことはないでしょうか?
これは、商品が防腐処置(主にホルムアルデヒド)を行われていることが多く、一度、洗濯して落とした方が良いからですが、こういった皮膚に直接触れるもの(衣類だけでなく、今の時期だと、マスク、帽子、耳あてなど、いろいろあります)を使用した際に、皮膚に何らかの異常が現れた場合には注意するようにしましょう。