放射線のエコチル調査

東です。

 

 

 

 

 

 

 

 
福島原発事故の放射性物質のアトピー性皮膚炎に対する影響は不明ですが、今回、国がその調査に乗り出したようです。

 
●<環境省>放射線の影響も対象…子どもの長期追跡疫学調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111220-00000079-mai-soci
 
環境省は20日、化学物質が子どもの健康に与える影響を長期間追跡する疫学調査(エコチル調査)の対象に、東京電力福島第1原発事故による放射線の影響も加える方針を明らかにした。同日閣議決定された11年度第4次補正予算案に関係費用1億600万円を盛り込んだ。

エコチル調査は、全国15地区の協力医療機関を受診している妊婦から約10万人を対象者とし、妊娠初期から出産した子が13歳になるまでの間、母子の血液や毛髪などを継続的に分析。近年増加しているアレルギーやぜんそく、発達障害などの疾患と化学物質との関連を調べる計画で、今年1月に始動した。

当初計画では、対象の化学物質は、ダイオキシン類や重金属、農薬などで、放射線の影響は含めていなかった。しかし原発事故をきっかけに子育てへの不安が高まっていることから、調査項目に含めることにした。

新たに加える放射線影響に関する調査は、福島県が事故後、全県民約200万人を対象に始めた健康調査から、妊婦の推定被ばく線量に関する記録の提供を受け、エコチル調査が対象とする疾患との関係を調べる。

福島県内では、福島市や双葉町、大熊町など14市町村がエコチル調査の対象地域に含まれている。11~13年度の3年間で母子約7000組の参加を予定していたが、今回の追加に伴い、来年度は対象地域を県全域に拡大、13年度までの2年間で約1万8000組増やして2万5000組を対象とする。公募はせず、協力医療機関の整備を今後進める。【藤野基文】

 
福島原発事故については、政府は事実上の終息宣言を出していますが、実際にはいまだ放射性物質の放出は続いており、先日の廃炉に向けた予定でも、熔融した燃料棒の取り出しを「開始」するまでに10年以上、かかる見込みです。
低量性被曝の影響は、子どもたちに対しては、より大きいものと考えられていますので、こういった調査がしっかりと行われることは良いことでしょう。
ただ、影響があると仮定した場合、それが表面化してくるのは早くても4~5年後、といわれており、その間影響を受け続けることは、リスクの点では良くないため、中間報告を含めて、より細かなフォローを期待したいところです。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

エコチル調査に、放射性物質の影響が組み込まれたのは、良いことじゃの。
できれば、アレルギーの観点だけではなく、最近、増加しているとみられる感染症などについてもできれば調査して欲しいところじゃ。
いずれにしても、国民のためになることは、しっかり行って欲しい。