アトピーと自律神経の自己診断テスト(2)

今日は、昨日の続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
「自律神経と生活面の関係」について考えてみたい。

私たちは、毎日の生活の中で「体を作り上げて」おる。
食事で、体を構成し、睡眠で疲労を回復し、運動で代謝を促進しておる。
逆にいえば、食事がきちんとしていなければ、体を正しく構成できず、睡眠をとっていなければ疲労を回復できず、そして運動をしなければ代謝が十分に促進できない、ということになる。

当たり前のように思えるかもしれんが、毎日の積み重ねでこれらが「作り上げられている」ことを考えると、実行できておらなければ、相応の「体になってしまう」ということでもあるのじゃ。

自律神経とは交感神経と副交感神経のバランスの上に成り立っておる。
血液の流れをコントロールし、呼吸をコントロールし、内臓の働きもコントロールしておる。
生活面での負荷がある場合、こういったコントロールに乱れが生じることになる。

例えば、血液の流れが上手にコントロールできなければ、血液によってもたらされる栄養素、内分泌(ホルモン)が、十分にいきわたらない、などの状況に陥ることになる。

こういった異常状態が、単発の場合は、すぐに復元することが可能じゃが、毎日の生活の積み重ねで継続していった場合、体には負荷をかけ続けた状態が続くことになり、それらはさまざまな体の働きにも異常をきたすことになる。

そういった体の働きの異常状態の対象としては、当然、免疫機能も当てはまる。

逆に考えると、異常に陥った免疫機能の働きを元に戻すためには、「毎日の積み重ねを良くする」ということこそが、大切になってくるわけじゃ。

昨日、自律神経自己診断テストの結果が、症状の状況に比例しておること、そしてアトピー性皮膚炎が良くなったから自律神経自己診断テストの結果が良くなったのではなく、自律神経自己診断テストの結果が良くなったからこそ、アトピー性皮膚炎の症状も良くなった、ということを述べた。

これが、「毎日の生活を積み重ねを良くした」結果、ということじゃな。

今の病院の治療で、最大限不足しておるのは、アトピー性皮膚炎を良くしていくためには、「皮膚を良くする」ということだけでは十分ではない、ということじゃ。
薬で痒みや炎症を抑え、皮膚の状態を良くしていても、薬で生活面を改善、そして継続させることはできない。
自律神経に関わる生活面の改善ができていないからこそ、免疫機能の異常状態が続くことになる。

原因である免疫機能の異常状態=生活面で積み重なる負荷、という状況を改善させるための「方法」を同時に行わなければ、原因そのものが解消されない以上、原因から生み出される結果(痒みという症状)は、繰り返して引き起こされることになるわけじゃ。

いずれにせよ、こういった自律神経の自己診断を行ってみて、自分の体に何らかの負荷(異常状態)が起きているのかを確認し、その異常状態をどのように改善していくのかを考えていくのかは、大切なことだと思うの。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

二日間で書いた自律神経とアトピーの関係じゃが、昨日書いたように、アトピー性皮膚炎の原因は、全て自律神経にあるわけではない。
内分泌や免疫機能は、自律神経以外の要因が絡むこともあるし、また皮膚機能の異常状態がある場合には、スキンケアが必要になる。
自律神経自己診断テストについては、一つの要因を探るための参考、という形で考えておいて欲しい。