【Q&A】体が温まりにくい時の入浴について(1)

早いもので、今年も残り40日ぐらいとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
ここ数日は気温も下がってきて、ようやく秋らしくなってきたのかもしれん。
じゃが、去年と同じく、もしかするとこのまま秋が短く終わって、すぐに冬に向かうかもしれん。
アトピー性皮膚炎の人は、気温の変化には敏感になって欲しいと思うの。

さて、先月、メルマガで募集した「冬場の質問」に、少しずつ答えていきたいと思う。

 
●兵庫県のNさんからのご質問

冷え症なので、入浴時には湯船につかり体を温めたいのですが、ぬるめの温度ですと、なかなか体が温まらず、高温ですと、肌表面がかゆく感じられることもあります。
体を温めるのに、効果的な入浴方法が知りたいです。

 
Nさん、こんにちは。
まず、体が温まらない、ということじゃが、Nさんは、どのような「状態」だと体が温まった、と感じるのじゃろうか?

というのも、暑い、寒い、という体感は、比較できるものがあって感じれる温度ということになるのじゃが、普通の生活の中で「暑い」「寒い」とは、気温と体温の差により生じることになる。
入浴時の場合だと、基本的に「浴水」の温度と体温の差が、「温かい」「冷たい」という感覚を得ることになるじゃろう。
もちろん、「温かい」という感覚と、体が「温まる」という感覚は、別物ではあるのじゃが、体が「温まらない」と感じていても、体温よりも温かいお湯に入浴していれば、その熱は体は受け取っておる、ということになる。
したがって、Nさんが、温まりにくい、と感じていても、実際に体は「温まっている」ということになる。

では、どのような状況になると、ヒトは「温まった」という感覚を得るのかというと、多くの人が温まる、という感覚を得るのは、「汗が出る」という時期をさすようじゃ。
なぜなら、「汗が出る」という体の「行為」は、汗を出してそれが皮膚から蒸発する際に熱を奪うことによる「体温調節」のために行われておるからじゃ。

したがって、「温まる」という感覚を得るためには、「汗が出る」という状況になることが一つの条件になるわけじゃが、問題は、「汗が出る」という状況=体が熱を冷ましたい、という段階は、個人差があるということじゃな。

わずかな温度差でも、体が熱を受けた、ということで汗が出る人は「温まりやすい人」ということになるし、ある程度の温度差では、体が汗を出そうとしない人は「温まりにくい人」ということになる。

そこで、温まりにくい人が、温まるという感じを得たい=汗が出る状況になりたい、ということになると、より高い温度の熱を受ける必要がある。
じゃが、高い温度での入浴は、これまでブログで何度も述べた通り、入浴後の肌の乾燥を招きやすい、体力の低下など、アトピー性皮膚炎の人にとっては、マイナス点が多い。
なので、アトピー性皮膚炎の方の場合、温まりにくいからといって、高温での入浴は避けるべきじゃろう。

では、温まりにくい場合、どうすれば良いのか、ということじゃが、長くなったので、続きは明日じゃ。

 
おまけ★★★★大田のつぶやき

これから寒くなると、どうしても入浴中の温度が物足りなくなって、湯の温度を上げたくなりますが、高温での入浴はマイナス面が多いので、博士が書いていたように避けるべきでしょう。
半身浴を行っている人は、浴室の温度が上がっていないと、肌寒さを感じることがあるかもしれませんが、そういった場合は、綿のシャツを着て入浴するのも一つの方法です。
入浴方法が分からなくなった時は、ご遠慮なくご相談ください。