アトピーとストレスについて

こんにちは。南です。

 

 

 

 

 

 

 
アトピー性皮膚炎は、20年ほど前は、「神経性皮膚炎」という疾患名で呼ばれていたこともあるように、ストレスとの関連性は強いものがあります。

ストレスとは、精神的、肉体的な負荷のことを指しますが、ここでいうストレスとは、精神的な負荷、それも「マイナスの負荷」を指します。
このような気持ちのマイナス面は、さまざまな影響を生体に与えます。

まず、ストレスを受けることで、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることになりますから、自律神経に対する影響が考えられます。
ストレスで「胃が痛む」「夜が眠れない」「頭が痛い」こういった症状は、自律神経の乱れが関与していると考えられます。

次に内分泌の乱れです。
本来、生体に受けたストレスは、副腎皮質ホルモン(糖質代謝ホルモン)により解消されますが、この糖質代謝ホルモンは、ステロイド剤で使われているホルモンのように、体内ではアレルギーを抑制する作用を持っているホルモンです。
生体内で作られるホルモンは、生理作用と薬理作用の二つの面を持っていますが、体内での働きは主に、まず生理作用が優先的に使われます。
副腎皮質ホルモンの主な働きは、糖類代謝、抗ストレス、そして免疫抑制作用がありますが、前者の二つが生理作用で、免疫抑制作用は薬理作用になります。
つまり、ストレスを強く受けることで、体内の副腎皮質ホルモンが、ストレス代謝に優先的に使われてしまい、アレルギーを抑える働き(免疫抑制作用)が低下することがあります。

このように、ストレスは、生体内の働きで見ても、自律神経や内分泌系に直接影響を与えることがわかるでしょう。
当然、自律神経と内分泌系の機能の、強い影響下にある免疫機能にも、間接的に影響を与えることになります。

精神的なストレスは、受けている状況次第では、なかなか解消が難しいことも多いかもしれません。
しかし、放置しておくことは、生体に対する働きで見ても、何らプラスの要素は見つかりませんから、いろいろと解消できるように模索して欲しいと思います。

趣味に没頭する、親しい人に相談してみる、運動する(肉体的な負荷(ストレス)は、精神的な負荷(ストレス)を解消する働きがあるので)、笑ったり泣いたりする(感情の吐露はストレスの解消につながるので)、自分なりの方法を見つけてみましょう。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

ストレスとは、形がないだけに、本人が自覚できる状態になったときは、生体そのものに影響がみららることがある。
とはいえ、その原因自体は解消しづらいことも多く、難しいことも多いじゃろうが、何らか、解決できるよう探って欲しいと思うの。