アトピーに良い「モノ」とは?

昨日の東君のブログのおまけで、中田君が「アトピー性皮膚炎に良いモノ」よりも「アトピー性皮膚炎の自分にとって良いモノ」を考えよう、と書いておったが、この意味が分からない、というメールをいただいた。

 

 

 

 

 

 

今日は、アトピー性皮膚炎に良い「モノ」とは何かを少し考えてみたいと思う。

アトピー性皮膚炎に効果がある、として販売されているものは、スキンケアアイテム、サプリメント、医療器具などさまざまなものがある。
その多くが、実際にそれらの「モノ」を使用してアトピー性皮膚炎が良くなった、とうい体験談を紹介したりしておるようじゃ。

じゃが、ここで考えなければならないのは、そういった「モノ」が、「何に対して影響を与えているのか?」ということじゃな。

例えば、昨日の乳酸菌の記事でいえば、乳酸菌が関わることができるのは「腸内環境」ということになる。
ところが、普段から食生活の内容がよく、すでに腸内環境のバランスが良い人が、それらの乳酸菌をさらに摂取したら、どうなるじゃろうか?
腸内環境が良い状態で、アトピー性皮膚炎が出ているのであれば、もっと他の「生活内の原因」を考えた方が良いことになるじゃろう。

その生活内の原因とは、個人差があるので一概には言えんが、睡眠不足かもしれんし、運動不足かもしれん。
職場や学校でのストレスが多いことが原因になっておるかもしれん。

いずれにせよ、そういった睡眠不足、運動不足、ストレスの解消を行うには、乳酸菌をとるのではなく、睡眠をとる、運動を行う、ストレスの原因を解消する、といった「行動」が必要になる、ということじゃ。

巷にあふれているアトピー性皮膚炎に「良いアイテム」とは、確かに、「あるアトピー性皮膚炎の人」には有効かもしれん。
じゃが、さっき述べたように、「アトピー性皮膚炎の原因」とは、個人の生活や生活環境が深く関わっておるため、全てのアトピー性皮膚炎に対して効果がある、とは限らない、ということじゃ。

いずれにせよ、アトピー性皮膚炎を克服していく上で、有効な手助けというのは存在するじゃろうが(但し、個人個人により「有効な手助け」の内容は異なる)、それも「アトピー性皮膚炎の原因」を解消した上での話、ということじゃな。

あとぴナビでは「入浴」という生活習慣をアトピー性皮膚炎を克服していくための一つの方法として考えておるが、さっき述べた「睡眠」が原因であれば、「睡眠を確保」せずに、アトピー性皮膚炎を克服していくことは非常に難しい。
自分の原因をまず解消、さらに、行おうとする手段が、アトピー性皮膚炎の「どこに」有効なのかを見極めるようにしたいものじゃの。

 
おまけ★★★★博士のつぶやき

全てのアトピー性皮膚炎に良い「モノ」とは、基本的には存在しないと考えた方が良いじゃろう。
じゃが、「アトピー性皮膚炎の人にとって良いモノ」は、ヒトによって異なるが存在するはずじゃ。
ようは、自分のアトピー性皮膚炎を引き起こしている要因を把握し、それを解消するのにそのモノが役立つのかどうかを考えなければならん、ということじゃな。