【Q&A】乾燥時のスキンケアについて(2)

今日は、昨日の続きじゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋になって、お肌の状態が落ちてくるNさんが気をつけたいスキンケア以外の部分について、少し触れておきたいと思う。

まず、Nさんの生活行動が分からないので、あくまで一般的な話として考え、自分に対して必要かどうかは、よく判断して欲しい。

Nさんの場合、現在は喘息と花粉症が併発している状況のようじゃ。
秋口は、気温が下がり湿度も低下することで、気管支が収縮しやすく、喘息を持っている人の場合、軽い発作は比較的よくみられやすい時期になるようじゃ。
根本的な喘息の対策は、喘息の原因により異なるから、一概には言えんが、症状が出てきた際には、まず、

1.室内の加湿
2.マスクなど物理的対策

の二つを日常生活の中で行うように気をつけて欲しい。
また、ぜんめい(息がヒューヒューいう状態)が続いたり、寝ている姿勢で呼吸が困難になったり、咳が止まらない場合、重責発作状態を引き起こす可能性があるので、病院にすぐ受診して欲しいと思う。
秋口の一時的な発作状況は、その後、気温や湿度に体が慣れてくると治まることが多いようじゃ。

これは、花粉症も同じじゃの。
秋の花粉症は、春のスギ花粉のように、ブタクサなど秋特有の花粉が原因となることが多い。

これも、一過性のことが多いので、まずは物理的対策を行い(マスクなど)、症状が落ち着かない、あるいは悪化する場合には、医師に受診するように注意して欲しいと思う。

喘息と花粉症の注意点としては、「体調の悪化」に気をつけることじゃ。

今の季節、急激な気温の低下、そしてここ数日のように夏日に近い状況が戻ってきたりして、体調管理が難しくなることがある。
そのため風邪気味になる人も多いのじゃが、喘息や花粉症が出たまま、風邪気味になると、その症状が重くなることがある。

夜寝る際の寝具、日中の服装や汗対策など、ちょっとした体調管理に関わる要素を注意して欲しいと思う。

次に、アトピー性皮膚炎の方じゃが、上記の喘息や花粉症に引きずられて現れている場合には、まず喘息や花粉症の対策が必要になる。
それ以外の点でいうと、ポイントは「汗」になる。

夏場は、汗をかきやすいため、自らの体が行うはずの「スキンケア(汗と皮脂による皮脂膜)」が比較的容易に行える状況だったのが、気温と湿度が下がることで、汗をかきにくく、それがお肌の防衛能力をも低下させていることが多い。

そこで、体調と相談しながらにはなると思うが、「運動」「入浴」といった、汗をしっかりかける日常生活行動を習慣化させることが大切じゃの。

もう一つは、「衣服の調整」じゃ。
夏の服装では秋は寒い。
逆に、秋の服装では、たまたま夏日になれば暑すぎることになる。

お肌の状態が悪いときには、こういった気温の変化を、天気予報などでしっかりチェックして、服装の対応を間違えないようにして欲しいと思う。

いずれにせよ、秋口の症状の悪化自体は、ある意味、一過性のものであることは確かじゃ。
しかし、対応を誤り、症状を悪化させると、乾燥に弱いアトピー性皮膚炎の人の場合、これから迎える冬に向けて、状態がさらに落ちる恐れもある。

今の時期、しっかりと対応を行うようにして欲しいものじゃ。
Nさんが、いち早く回復されることを祈っておる。

 
おまけ★★★★南のつぶやき

博士が書いていたように、最近は、乾燥の相談が増えてきています。
今年の特徴としては、この他にも、感染症の相談も多いように感じます。
いろいろ心配な点があれば、お気軽にご相談ください。

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