ティッシュに注意!

中田です。

 

 

 

 

 

 

 
今日は、最近、相談をいただいていたリバウンド時の体液の流失の処理に関することを書いて見たいと思います。

Aさんは、32歳の女性。
中学ころにアトピー性皮膚炎を発病、14歳ぐらいから15年間以上、ステロイド剤で治療を行ってきました。
しかし、ここ5年間ほどは、入退院を繰り返す状況になり、ステロイド剤から離脱することを決めて、今年に入ってから、脱ステを始めました。

それまで使っていたのは、かなり強いランクのステロイド。
短い期間でしたが、前回の入院時には、服用も行っていました。
リバウンド状態は、かなり強く出るのではないか、と想像していましたが、案の定、ステロイド剤の中断後、数日後には、体液の流出も見られました。

乾くと、体に貼りつきパリパリした状態になるのが辛く、Aさんは、体液の流出の対処に、手軽に捨てられる、ティッシュを使っていました。
夜、寝る時なども、腹部の体液の流出が多かったので、ティッシュを体液が流出している箇所にあてて、その上から腹巻をしていました。

最初は、ティッシュが体液をすい取ってくれて、多少は楽に過ごせていたのが、時間がたつにつれ、ティッシュで体液をすい取った箇所が、赤く腫れているような感じがしてきたそうです。
その状態で、相談の電話をいただいたのですが、まず考えられたのは、やはりティッシュを常に体液が流出している箇所に当てていたことでした。

通常のティッシュは、漂白剤の化学物質が使われていますし、またティッシュの製造方法から考えてみると、表面は「紙やすり」のように、意外となめらかな状態ではなくなっています。

そこで、ティッシュを綿タオル、綿の厚手のハンカチに代え、そのハンカチを洗濯する際にも、合成洗剤は使わないようにしてもらいました。
すると、それまで肌が赤く腫れていた状態だったのが、綿に代えてから1週間ぐらいで落ち着くようになりました。
脱ステをはじめて半年以上経過して、ようやく最近、体液の流出が落ち着いてきた、という報告もありました。

このように、肌に直接触れるものは、その肌の状態が悪い時(特にバリア機能が失われているとき)には特に、刺激が少ないものに代えるようにすることは大切だということですね。

体液の流出の対処を、ティッシュで続けて行っていて、状態が持ち上がらない、という人がいたら、注意してください。

  
おまけ★★★★大田のつぶやき

実際に、アトピー性皮膚炎の相談の中で、こういった肌に直接触れさせる機会が多いものについて、おそらく刺激となっているのではないか、と思われたものを他のものに代えることで状態が落ち着くことはあります。
悪い状態が、なかなか良くならずに悩んでいる人の場合、こういった普段、何気なく使用しているものを見直してみることも必要かもしれませんね。